第28章 恋人の時間 〜カルマオチ①〜
ナレーション(ひなの)『昔むかしある所に、心優しい姫がいました。
その姫は、とても美しく、魔物たちでさえ見惚れてしまうほどなのでした。誰にでも優しい姫をみんなまぁ姫と呼んでいました。』
魔物ボス(寺坂)『まぁ姫を俺のものにする!行くぞ!お前たち!』
魔物A(寺田)『はい!ボス!』
魔物B(村松)『必ずまぁ姫をボスのものに!』
ひなの『三日月が綺麗な夜、王国に静かな夜が訪れる頃、魔物たちは姫の部屋にやってきたのです!』
まぁ『あなたたちは?』
寺坂『まぁ姫よ…俺の嫁になれ!』
まぁ『きゃー!!』
ひなの『姫は魔物たちに連れ去られてしまいました。』
国王の間。
国王(杉野)『騎士カルマよ…。必ずやまぁを連れ戻してくれ!』
カルマ『承知致しました。国王様。「その代わり条件があります。まぁ姫を助け出したあかつきには、結婚のお約束をして頂きたいのです」』
観客席の後ろで小声で話す。
前原『おいっ!カルマ思いっきりアドリブ入れてやがるぞ!』
磯貝『あぁ…。こっからは劇を壊さないようにみんなアドリブが必要になるな…。』
渚『まぁが気の毒だ…。』
国王(杉野)『…。よかろう。姫を助け出したあかつきには、結婚を認めよう。』
カルマ『ありがとうございます!』
魔物の城ーー。
まぁ『こんな事は辞めて下さい!ちゃんと話しをしましょう!』
寺田『まぁ姫、あんたはうちのボスと結婚するんだ!』
村松『今から結婚式が楽しみだ!』
『何が楽しみなのぉ〜!?俺も混ぜてよ〜!』
寺坂『誰だ!きさま!』
まぁ『あなたは!騎士カルマ!』
カルマ『まぁ姫、すぐに助けます!』