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IN DREAM2

第13章 青い炎




「これでゆっくりできるな」

不気味な笑みを浮かべるアドラに
ジェイクとヒルトは武器を構える

「先に言っておくが、あの医者から必要な魔力は抜き取った
あとは風の魔力でお前から力を奪い取るだけだぞ、ジェイク」
「!?」
「そうすれば俺は完全なインドリームとなり
真の自由を手に入れれる」

渇望していた自由が手に入るまですぐそこにある
その事実だけでアドラは胸が高鳴り、高揚していく

「ローランさんをどこへやったんだ」
「どうでもいいだろ、あんな医者。
それより自分の事を心配しろよヒルト・クローズ
俺はまずお前を半殺しにするつもりだぞ?」
「されるつもりはないし、
それ以上君を闇に落とすわけにはいかない」
「あ?」
「君からは重くて深い闇の魔力が感じる
それも奥深くからだ・・
゛君の力゛じゃないだろ?!
一体誰からそれを手に入れたんだ?!」

アドラは口を引きつりながら
鼻で笑い、口を開ける
「ヴァンさんからに決まってるだろ
それに、手に入れた方法はどうあれ
これは俺の力だ
お前たちがインドリームの力を自分達の力と
言い張るのと同じ理屈なんだよ!」

声を荒げて言い放つアドラの背後から
黒い炎を纏った蛇のような化け物が無数に出現し
ヒルトとジェイクに向って突進させる

すぐに風と炎で焼き切るが、次から次へと現れるそれはアドラの宿る能力を拡張させて生み出していた
「異能・顕現。
それが俺の新たな力だ
どんな環境にも適応でき、習得能力は他の奴と比較できない程優れていた俺の潜在能力と、俺の魂が体験したこと全てを魔力を宿して現実に顕現させる。
今までの異空間も、ここも、この蛇も俺が異空間の狭間で彷徨っていた無限を本に顕現させているに過ぎない」
自らの能力を説明しながら、漆黒の炎を手のひらに灯す

攻めへ転換できず、ずっと攻撃を防ぐことしかできていないヒルトとジェイクはかろうじてアドラが何を話しているのか
耳に入るが、全て理解できないまま次から次への攻撃を加えられる
(どうするっ?!
このままだと勝てない・・!)


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