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IN DREAM2

第13章 青い炎




黒煙と灰が巻き起こる中、夢の中にいたイリヤの意識は現実へ戻っていく
「あ・・・れ?」
自らの身体が重く感じたのは、自分をかばうように倒れていたアランのせいだ
「アランちゃん?!」
「っ・・無事かしら」
「イリヤは大丈夫だよ!
何か起こったの?
あの火族はどこに・・?」

辺りをは結界が解け、石畳でつくられた棟の壁が破壊され
瓦礫の山になっている
「アラン、イリヤ、大丈夫か?」
腕や頬から自然治癒の煙を出しながら歩いてきたクライヴ
「あたし達は無事よ
クライヴ、あんたこそ・・最後の爆発の時あたしとイリヤを守るために庇ったでしょう」
アランとイリヤを守るために防御壁を作ったが
ビーチェは二重で爆発するように細工したことで
防御壁の耐久度をはるかに上回る威力が二重で押し寄せのだ
「さすがに2度目の爆発は想定できなかったが
お前たちは無事でよかった」
クライヴはアランとイリヤだけに簡易的な防御術を施し、自らは生身で爆発を受けたのだ
そのせいで全身のいたるところに傷を負い、自然治癒時に発生する煙は止まらない
それを心配そうに見つめるアランに
クライヴは背中をむけ、別の結界へつながる入口を見つけた
向かう先は残り一つ、アンリとラルザがいる場所だ

「アラン、ヒルト達がここに来たときは伝えておいてくれ
後で合流する、と。」
「え、ちょっと!?」

アランが手を伸ばして止めようとするも、クライヴは瞬時に移動し、姿は見当たらなかった

「まったく、今回はみんなで動かないと危険だって
話になってたでしょうが・・。」
あきれたアランの隣で、イリヤはうつむいていた
「アランちゃん、ごめん、力になれなくって・・」
「気にしないで。
敵の能力が強すぎたし、言いたくないこともあるでしょう」
「う、うん・・・
けど・・・」

「イリヤー!
アランー!」

遠くから聞こえるヒルトの声
その側にはユリエフ、ライセイ、ジェイクがいた

アランはヒルト達を見て少し安心し、イリヤの手を引っ張って立たせる
「相談があるなら、この後でも聞くわよ
けど、今は戦えるかしら?」
「う、うん!」

ヒルト達と無事に合流し、アランは敵がどうなったのか、クライヴがどこへ向かったのか詳細を話した


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