• テキストサイズ

IN DREAM2

第13章 青い炎



「そんなピリピリするなよ
あの龍族のガキは違う場所へ移動させただけだ」
「違う場所?」
「俺の妹が相手しやすい場所だ
そんなことより、お前らに提案がある」

両手をパンとたたき、バザンは四つの結界の扉を開いた
ガラスの破片が空中で散らばってるように浮き
その先の景色はまた別次元へ繋がっていることが
誰から見てもわかった

「お前達が行きたいところを選べ
全て、俺たちが待ち構えてる場所だ
勿論、アドラやあの医者の元にもな」

「あたし達をバラバラに戦わそうってことね」
「その方が効率よく殺せるからな」

アランの言葉に、バザンは躊躇なく答え、さらに
人差し指と中指を内側に少し曲げ
一つの結界の中を見せた

そこは砂漠が広がる景色の中
所々にオアシスがあり、水面にはまた別の次元が映し出されていた
「それぞれが繋がり、お互いの世界を見れる
だからお前達が誰と、どうしてるか把握できながら戦える世界
こんな好条件ないだろ?
お前達インドリームはバラバラになって
戦うことを避けてるなら、仲間の状況がわかれば満足じゃないか?」

小馬鹿にしたように話すバザンに、ジェイクは舌打ちし、
睨みながら拳に炎を宿す

「馬鹿にするなよ
こんな小細工しながら、時間稼ぎするつもりだろ」
「まっ、それもある
だが、戦いこそが俺たち火族の全てだ
アドラは自由のために進み、俺たちはそれを遂行する過程で
戦い、殺し合いを望んでる。
じゃないと生き甲斐がないからな」

「そんな事知ったことかよ!
お前らに付き合ってられないんだ
こっちはーーーー」
「医者の居場所、変わってるぞ?」
「!」
「ジェイク、お前が知ってるここは
全て俺たちが管理し、建物の構築も全て意のままに変えれる
だからこうやって結界の入口も作れるし
お互いの状況を見れるなんてハンデもやれる
因みに、キミを殺っただけじゃ終わる話じゃない
俺も、他の奴らも全員殺さなくちゃ終わらないぞ。
ここはそういう所だ。」

満足そうに笑みを浮かべ、話すバザンに
先頭立って答えるヒルト

「一つ、確かめさせてほしい」
「お、珍しいね
騙されリーダーさん
何を試すんだ?」



/ 821ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp