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【進撃の巨人】ティアドロップ

第7章 ジュエル


ハンジさんに腕を引かれるようにしてキョウカさんの執務室に向かう。


鍵掛けねぇで出て来たけど良いのか?


「あの、ハンジさんって昔から調査兵団に居ますよね?」


「え?

うーん、どうだろう...。

まぁエレンからすると長い方かな」


「なら、どうしてキョウカさんと兵長の仲が良いか知ってますか」


思いの外強い口調になっちまった。


変に思われるか?


「あ、いや、別に、その、不思議に思っただけです。

あの兵長が別称で呼んでて、それに...」


「頭撫でられたりしても怒らないから?」


「はい...。

ハンジさんなら知ってるんじゃないかと思って」


「うん、知ってるよ」


やっぱり...!


「調査兵団の幹部の中で1番新しいのが誰か知ってる?」


「え?

えーっと.....キョウカさん...ですか?

元々兵長の班に居た...とか」


「ぶははっ、違う違う!」


お腹を抱えて笑った。


「キョウカは幹部の中でも古株だよ」


「え、若そうなのに...!

あ、すいません...」


「いーのいーの。

キョウカの歳はキョウカに聞きなよ、私は怒られたくないんだ。

話を戻そう。

幹部の中で1番新しいのはリヴァイだよ。

リヴァイが昔都の地下街でゴロツキやってたってのはもう知ってるだろう?

リヴァイが入団してからの教育係がキョウカさ」


「教育係...」
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