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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第9章 Sugar9


ほら、もう下半身が疼いてる。


「流司さんのバカ、だから酔いたくなかったのに。」


「飲ませたのは、俺じゃないだろ。」


ぶつけるあてがなくて、とりあえず彼をディスる。


そういえば、最近してないなぁ。


昨日誘われた時は、結局断っちゃったし。


彼の服の裾を少し摘んだ。


「どした?」


「・・・トイレ行きたい。」


なんて言えばいいかわからず、とりあえずトイレと言ってしまった。

トイレで出来るはずないのに。

彼の手じゃなきゃ、ダメなのに・・・。


「そんなん言わなくても、行きゃあいいじゃん。」


そうですね。


気付いてよ。

前は、すぐ気付いてくれたじゃん。


「流司さん。」


「なに?」


違うの、トイレじゃなくて・・・。


どうしよう・・・。

疼いて仕方ない。

収まってよ・・・。


誰にも気付かれないように、そっと彼の手を握った。


「あ・・・まじで?我慢出来ない?」


やっと気付いてくれたみたい。


彼の目を見つめて、軽く頷いた。


「流司くん、どしたの?」


「あぁ、えーっと・・・こいつ、1人じゃ行けないくらい酔ってるみたい。連れてって来るわ。」


「そんなに?」


上手く誤魔化してくれて、トイレまで連れてってくれるみたい。


楽にしてくれるの?


少しフラフラしながら彼に手を引かれ、トイレに向かった。


「お前って、酔うと興奮しちゃうの?」


「そうみたい・・・。」


申し訳なくて、小さく答えた。


「手でいい?」


「・・・うん。」


そう言って下着の中に、手を滑り込ませた。


「うわ・・・すげ、びしょびしょじゃん。」


「言わないで・・・あ・・・。」


「声、抑えろよ。」


優しく蕾を刺激する。

私の好きな触り方。


彼に触られると、どうしようもないくらい気持ち良くて、なにもかもぶっ飛びそう。


「あっ、は・・・も、ダメ・・・りゅ、じさん、あ、ああぁっ!!」


「だから、声。」


もたれ掛かるようにして、彼の肩におでこを預けた。


結局、秒でイってしまった。


「なんでそんなすぐイけるの?ま、遅いと怪しまれるけど、声は聞こえただろうな。」


「流司さんが触るの、気持ちいい・・・。」


もっと彼が欲しい。


後で、続きをして・・・。








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