第13章 〜鍋はどこからやってきた?〜
『コロ先生、ごめんねぇ。カルマがイタズラばっかりして。』
『はいっ!これ飲んで!きっとすぐおさまるから!』
『にゅや〜!まぁさんはやはり優しいですねぇ〜!』
コクコクコクッ……。
うっ……あっ……。喉を抑えるコロ先生。
『えっ?どうして?しっかりして…?コロ先生!』
『まぁ、一体今の何飲ませたの!?』
『何って…。痛みを取り除く聖水……あっ……』
『聖水って魔王の先生にとっては毒みたいなもんじゃ…』
『ごめん…先生!すぐ治すから!
ライトヒーリング!』
【魔王に回復魔法がかかった。魔王の体力が250上がった】
『ふぅ〜。ありがとうございます!まぁさん!』
『ごめんね…コロ先生…。私、ついつい人間用のを…』
『分かっています…君の優しい気持ちは…』
ボンッ!
『コロテンテー!まぁをおいて死んじゃイヤー!!!うわぁ〜ん!!』ぎゅーーー!!!
『おい…あそこだけ月9の最終回になってるぞ…』
『はいはい、まぁ泣かないの!』
『カルマがコロテンテーいじめるのいけないの!まぁいじわるきらいっ!メッ!』
『うっ…!悪かったよ…。だから、嫌いにならないでよ…』
『おい見ろよ…あのカルマがあんな事言ってるぞ…。』
『相当まぁちゃんに惚れ込んでるみたいねぇ〜!』
ボンっ!
『あれっ…あっ、そっか、またバグ発生してたんだね。ってカルマ!どうしたの?』
『まぁが俺のこと…キライって言った…。』
『えぇ〜?!そんな事ないよ?わたしは、カルマが大好きだよ!だから、そんな顔しないで?ね!』
『分かったよ…』
『おい!今度はあそこだけ、月9の主役とヒロインになってるぞ!』
『あ〜あ!もうあそこの2人は鍋食べなくてもあったまってるみたいだから、私たちだけでたべちゃおっ!』
こうして、私たちの鍋パーティーは温かく終わった。