第7章 トップアイドルが合コンに行くお話
楽屋に戻って、
雅紀「ニノ、電話大丈夫だった?」
和也「うん、大丈夫だよ。」
とりあえず何も言わないでおこう…
収録が終わり、
翔「ニノ、今日これで終わりだよね?ご飯でもどう?」
和也「あ〜、今日は予定入っちゃって。」
翔「もしかして相葉君?」
和也「ううん、合コン行ってくる。」
翔「えっ!ご…」
ちょうど相葉君が通ってきて俺は翔さんの口を塞いだ。
雅紀「ん?どうかしたの?」
和也「ううん、何でもない。相葉君はこれから別の仕事だよね?頑張って。」
雅紀「うん、ありがとう。じゃあ、お先に。」
相葉君が行って翔さんの口から手を離した。
和也「ごめん、翔さん。」
翔「びっくりした〜。てか、何で合コン?相葉君いるじゃん?」
和也「そうだけど、さっき友達から電話来て人数調整で来いって言われたし。」
翔「せめて撮られないようにな。ちょっと合コンって興味があるから感想聞かせてね?」
俺は重い足取りのまま一旦家に帰り着替えてから出掛けた。
駅前に行く途中も誰からも気付かれることなく、
「おっ、来た。」
友達と合流し待ち合わせのお店へと向かった。