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Unlimited【ダンまち】

第99章 瘀血(おけつ)





恵土「っ…ぅ…」胸を抑え苦しみ出す
加古『迅くん、今回はハウンドだけでいいのよね?』
迅『うん、バイパーやアステロイドは罠に向かうにしても誘導(利用)されると思って
メテオラは絶対駄目、市街区だし』
加古『わかったわ
探知誘導ね』
二宮『気を抜くな
いつ飛ばされてくるかわからん』

秀次『恵土!!』
東『旧東隊勢揃いだな』
迅『今の所はこの組み合わせが一番やっこさんに効く
なるべく引き気味で戦って』
『了解』

加古『悪いけれど点滴を抜きましょう
縛った方が戦いやすいでしょ?』
風間『一応話は通した
外してくれて構わない』通信
加古が左腕に刺さってある点滴を抜き
秀次が恵土を半分起こし、シーツをおぶ紐代わりに背負うと

加古『ふふっ
恵土ちゃん赤ちゃんみたい^^』恵土の頭なでなで
秀次『やめてくれ;』
東『外に出た方がいい
市民に悟られない内にな』
『了解』

病室の外に出て、警戒区域内に移動した

しかし…
ずっと静かなままだった

移動の道中でも、着いて動かない後もだった

加古『迅くん、敵っている?』
迅『いる
二宮『どういう敵だ』
迅『今回の乱星国家とは別物
いや…それ(襲撃)を焚き付けた黒幕、って所かな?
二宮『ほお?』ピシリ←内心マグマのような怒りが噴出している
迅『大方、漁夫の利でも狙ったんでしょ』

加古『全く動きを見せないわね』
東『透明化のトリガーか?』
迅『いや…それは無いよ
トリオン反応を消しているけれど、目に見えるはずだよ
小南先輩、見つかった?』

小南『あ!いた!!(指差し)
そこの物陰!!』がたっ!!←椅子から立ち上がり建物の影を指す
二宮『誰に手を出したかわからせてやる!!』
その瞬間、二宮がフルハウンドアタックで急襲し出した

加古『二宮くん、熱を下ろした方がいいわよ?』
二宮『…………』無視
小南『にしても殺虫剤みたいね』
犬飼『はははは^^
ゴキブリみたい♪』←駆け付けたばかり(同じく敵に撃っている)
恵土「うううううん;」顰めっ面
テロップ『恵土の
苦手なもの:ゴキブリ
嫌いなもの:癌と半グロ』
加古『犬飼くんやめて
魘されてるわ』恵土の耳を優しく両手で塞ぐ
秀次『加古さん近いです;
戦い辛い;』
加古『でもずっと声がしてるじゃない
ゴキブリって』至って真剣
秀次『……;
(加古さんも言ってる…;』冷や汗が流れる


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