第99章 瘀血(おけつ)
秀次が内心でツッコむ中、ずっと魘されていた恵土が動いた
恵土「っうううううううう!!💢」身を捩る
秀次『大丈夫か!?』少し顔を見る
なでなで←恵土の頭を右手で撫で擦る
恵土「…………
ぅ…」目を細め、瞬きする
犬飼『あ、起きた?』
恵土「殺虫剤を持て…」
『?』
恵土「全!面!戦争だあああああああああああ!!・・(くわっ!!)
(くらっ)……
(かくっ)くーーーー」
秀次の頭のすぐ横で全力で叫んだ後…
再度持ち上げていた頭を秀次の肩に倒れ込ませ、意識を手放した
『…………寝言?;』
迅『あはははは^^』
迅からの情報、予知によると
敵は罠を中心に張り巡らせて戦う類
誘い込んで嵌めて倒す方法を主としている為、アタッカーは不利らしい
迅曰く
踏まなければ問題ない、とのこと
その為、敵への対処に、ミドルレンジ(中距離)あるいはロングレンジ(遠距離)のものが要る
病室外から、病室内へ罠を飛ばすことで
遠隔でトリオン器官を盗もうとしたらしい
木虎へのそれもトリオン体をトリオンへ変え、そのまま取り込む形式のものだったそう
邪魔をするものの位置に飛ばし、壁を介して発動したと
任意発動のものがメインとのこと
触れたら発動するものもあるがトリオン反応で察知は可能
音はしないのだが、後々必要になるのでカメレオンで潜んでもらっている
迅『前回ほど派手じゃないよ?
前回は総力戦だったけれど…今回はシューター、ガンナー、スナイパーで処理できる』
太刀川『俺は?』
迅『太刀川さんは…行ったら駄目
戦局が変わっちゃう、それも悪い方に』
太刀川『ちっ、今回は不参加か』腕組みしモニターを見入る
迅『どんなに離れてても罠を飛ばせるから気を付けて
ま、こっちにもトラッパーはいるけど』
冬島『トラッパーの腕の見せ所だな!』にや!
迅『うわかっこい〜≡≡
頼みます!』敬礼
冬島『任せろ!』キラン!
物陰に潜みながら隠れ
敵のトリオン反応も無く、敵の動きを察知できるのが耳だけ
更には殺虫剤(トリガー攻撃)もかわし、どんどん増殖する罠、人影を映し誘い込む罠により…
ゴキブリ
ゴキブリ
敵の呼称がそれで固まった
菊地原『あ、大丈夫です
ゴキブリ察知するの得意なんで(挙手)
母さんに頼まれて家中掃除したこともありますし』意外と乗り気
『ひっ;(想像したくない』青ざめ&引き気味
