第99章 瘀血(おけつ)
太刀川『でもこれで白帝ならやっても大丈夫だとわかったな!』安堵故の微笑
駿『あ、いっそ恵土先輩が大怪我した時にまたさせればいいんじゃ』人差し指を立てて太刀川に提案する
だあんっ!!←風間が缶コーヒー片手に机を叩く
風間『冗談じゃない…』わなわな震え
駿『か…風間先輩?;』がくぶる
風間『またあんなことがあったら堪ったものじゃない!!
そんなこと冗談でも言うな!!!』だあんっ!!←再度机を叩く
太刀川&駿『済みません…;』真っ青がくぶる←手を取り合ったまま
木虎『はあっ;
駿君ったら、もう』瞑目し嘆息
秀次『はあっ;』項垂れ嘆息
内心寿命が縮んだようで
秀次はソファーに移動して腰掛け、前も今もずっと魂が抜けたように力を無くして項垂れていた
本当にもう…生きた心地がしなかった!!
内心の叫び(秀次と風間)
ずっとヒヤヒヤしていたそう
何度も心肺停止に陥り、医師や看護師が忙しなく出入りし
手は尽くしましたが…
と医師から言われた時
それはそれは生きた心地がしなかったそう
一瞬のみ意識が戻った恵土により
ただで死ぬ訳にはいかないとばかりに
白帝を手元に引き寄せると同時に
胸元に押し当てながら両手で持ち、全てを注ぎ込んだ
お願い——皆を守って!!
光に包まれる病室内
そこへ真っ先に秀次が押し入り
恵土の両手から白帝を取ろうとするも取れず
願いの対象の全ての人が、それ(恵土の治癒)を願った時…
発していた光の全てが恵土へ雪崩れ込み
ようやっと恵土の手から離れた
その結果が…
三上「本当に……
本当に…良かったっ」ぼろぼろ
恵土の無事を聞き、泣き崩れていた
よく『気楽に甘えてくれていいんだぞ?』と気さくに笑い掛け接してくれる恵土によりいつも穏やかな心地で過ごしており、たまに陰でこっそり甘えていました
風間「まさか迅が持っていたとはな
太刀川『なんでもブラックトリガーにさせない為の布石らしいぜ?』迅からの差し入れ、ぼんち揚げを食う
秀次「もうどうでもいい
恵土が無事ならそれだけで
はあああああああっ
太刀川『ほんとに精神やられてんなお前;』
駿『まあ秀次先輩の心考えればねえ』ひそひそ
太刀川『ああ、まあ当然か』ひそ
秀次「はあああああああっ」
生気の抜けた真っ青な顔で
ソファーに陣取る秀次に
木虎は無言で膝掛けをその肩に掛けた
