第99章 瘀血(おけつ)
少しでも無事な人が増えて…
失われる日常が減ったのなら…
それでいい^^
それが…俺の生き甲斐(人生)だから』微笑
ぼろぼろぼろぼろ
言葉を失っていた駿の涙腺が切れ
涙が雨粒を超え、滝のように流し出した
恵土『あ…
(ヤベ、一人称が魂に引っ張られた』
駿『ひっく、えっぐ
恵土『大丈夫か?
変な話しちまった
ごめんな急に』
駿『ううんううん…←震えた声で頭を振る
そう思ってくれてたことが…うれじく
俺絶対恵土先輩の本買うからあああ!!』大絶叫
恵土『落ち着け;』どおどお
ついでに…
その本には、こんな句が残されている
いつ死ぬの
自らにただ
言い聞かせ
でも捨てられぬ
大事な日々(きみ)よ
その言葉で…
これまでの生涯が察するに余りあるということで
更なる人気を博し……
駿は別の意味でも泣いた
そして…
中古で売られていたそれも
買い取られてしまったと知った後…
駿『こうなったら通信サイトででも!』
迅『詐欺に遭うからやめといた方がいいぞ?』
駿『わあ〜ん!!;
迅さん助けてええええ!!(*T^T)』
迅『まあ…帰ってからのお楽しみ、な?^^』
駿『……?ひっく』
そんなやりとりをかわした後…
肩を落としながら帰ると…
駿の母「はい、これ
駿、ずっと探してたでしょう?」
駿「え!?どこで見つけたの!!?」
母「中古の方で、たまたま店頭に並び出したタイミングで買えたって」
駿「やった!やったやったやった!!
ありがとうお母さあああああん!!!」ぎゅううううっ!!←抱き着く
母「違うのよ!
買ったのはお父さん、ちょうどたまたまタイミングが合ったからって」
駿「ありがとうお父さん!!
二人共大好きいいいいいいい!!^^」手を振る
母「あらあら部屋に駆け込んじゃったわ
ご飯は」
父「放っておけ
お腹が空けば降りてくる」がさっ
ソファーに座り、背を向けたまま新聞の次のページを開いていた
そして…
駿は大号泣していた
落書き(恐らく3歳児程度)もあって読み辛かったが
苦にはならなかった
恵土『んじゃ新品に戻すよ
付いていたポスターも欲しいだろ?』
駿『なにそれ!?欲しい!!』
恵土『じゃあするな?^^
中古に売った人のは消えないようにして戻すから』
駿『そんなのできるの!?』
恵土『ああ』
駿『やった!!^^』大歓喜ガッツポーズ
