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Unlimited【ダンまち】

第98章 天泣(てんきゅう)





そして…
削りを身を持って体験した際

生駒『なんでそういう大事なこと言わんねん)…』
そう少なからずショックを受ける人が多くいたそう

ずっと黙っていたこと
平気な顔をして…笑って一緒に過ごしていたことも含めて

それが絶え間なく永遠に続いていることも含めて——


病院での検査も付き合ってもらっていたが…気が気でなかったそう


2026年5月31日
朝から夕方まで何も食べず飲まずに過ごしていた

ただぼーっとしていた


恵土「食べるって…なんだっけ?
あれ?

しないと駄目だった…っけ?

あれ?」

頭を押さえて、何がなんだかという茫然とした顔をしていた


ぐー…

腹の虫が鳴る中
?を浮かべていた


トイレ等は出来ていたが…
そちらは出来ずにいた

何がいいか尋ねるも何も出てこなかった


16時38分
急に膝から崩れ落ち、そのままうつ伏せに倒れて動かなくなった
『大丈夫か!?』と叫び、駆け寄り、背に手を当てて呼吸を確認する

抱き上げても、指先から光の粒子が零れ落ち、半透明になっていき、触れようとしても擦り抜けた


恵土「トリ、ガー…を…
秀次『ブラックトリガーになるな!!
生きろ!!』
太刀川『しっかりしろ!!!
おい!!おい!!!』
駿『どんどん広がってる!』
陽介『これやばくね?』
秀次『気絶している…』
風間『三輪、白帝は』
秀次『起動している、だが…!
止まらない——!』

木虎『…』すっ
『木虎?』

木虎『破れが…無い!
どこにも…

なんで…?』

恵土「……
進のとこ…天国…いけるの、かな…

地獄かな…ひでぇこと、やっちゃったもんな…

それとも……どこにも行けずに……このまま…消えちゃうのかな……っ」

その言葉と共に…涙を流す


恵土「ごめん…
ごめんな…

本当に…ごめ、」ぼろぼろ
かくっ
辛うじて持ち上げていた首が、完全に落ちた

秀次『恵土!!恵土!!
何故…どこが異常なんだ!

何故何も示さない!!
応えろ!!』

なんの反応も示さない
どこにも異常が無いと示し続ける白帝に

業を煮やして叫んだ



晴天のように、笑っていた

笑い合っていた…



それが——壊れ、晴れの中から雨が降っているように感じた

痛切な感情が痛みとなって降り注いでいるように感じた…
まるで…天泣(てんきゅう)のように——


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