第97章 神無(しんむ)
そうして…たくさんの悲劇と涙を拡めた「癌と半グロ」は、罪も一緒に消えました
「癌と半グロ」は「悪くないと思いたい、思われたい」という願いを持つ
しかし…それ自体は、なんら罪の無い、誰もが持つ願い…
それを悪とするのは…「犯した罪」
その罪から、罪の重さと向き合うことからも、背負うことからも、「逃げた際に発する事象」であることを『忘れてはならない』
必ずまた、起こり得ることなのだから——
そう原初の神々は発信しました
繰り返させない為に
必ず守る為に
(癌と半グロの成り立ち、原初の神々が発信する場面)
こうして世界は平和を取り戻し、日常を歩み始めました
誰の中にもある願い…
しかし…それに身を任せ、なんでも好きに歪めた時
その罪は牙を剥き、魂の膜を破り、自らを殺し、消します
そのことをどうか忘れないで下さい
(見開きでみんなが笑って過ごす光景(上部にデカデカと記載)、右下部分に記載)
おしまい
(見開きでみんながみんな笑顔で過ごす背景
闇地等一切無い、様々な無数の彩りで溢れた地
白字で真ん中にデカデカと記載)
5160〜5161ページ参照
6123〜6128ページ参照
創世神前話と最後の戦いを元に描かれた絵本だ
4月12日発売
大きく人気を博した
母体(原初の始祖神)
命と自我と記憶を削る
それを除く全ての自由と時間を対価にし、全てに無限の自由と時間を
再生にも限界はあり一度亡くなった
全てからの『祈り』と共に、原初の始祖神から送られた『削り』により宿った『原初の始祖神の一部』を捧げることで蘇った
守りとは…分け与えた力が人格を持ったもの
必ず守るという願いから産まれた、創世神様の分体
一億人目の癌がばら撒く罪は呪いとなりて「悪くないと思いたい、思われたい」という願いを増幅させる
罪自身が意志を持って自立し、本体の願いを受けて悪くないことにする為に自らを切り分けて全てへ植え付け罪人へ変異させてしまうから
全てを罪人にすれば自らを罪人として扱われはしないという考えから起こる事象が癌化と半グロ化
そう注釈に補足されてもいた
子供には少し難しい内容となっているが…
想い出は消えても大好きだという想いは無くならない
みんなが証明してくれる
ああ…だから大好きなんだって
最後のその言葉に釘付けになり目を離さなかった
