第97章 神無(しんむ)
原初の始祖神様は、産まれてから後
ずっと自ら身を削り対価として捧げていました
みんなが…無事、病に晒されることのないようにする為です
力の全てを、命と自我と記憶まで全部光となって、溶けて消えてゆく中で
魂の心を以って再生させ、再び対価に回し続けていたのです
そしてそれは…力を発し、使う際にも必ず起きる現象でした
(息絶え絶えになる原初の始祖神様の姿)
しかし、加担者や共犯者をいぶり出すには
その癌と半グロに、必ず接触させなければなりません
癌と半グロに変異する、罪を犯すものだから
この世を再び創ったのも、隔離病棟とし
どんな階層の魂であっても入れるようにすることでなりました
地獄の隣の位置に創ったのもその為です
癌と半グロは地獄よりも、更に下の階層の魂だから
(癌と半グロ、地獄の位置)
原初の始祖神様にこれ以上無理をさせまいと
みんなが駆け付けました
原初の神々と、沢山の神達
みんなの力を受けて、戦いました
原初の始祖神様は全ての源なので、全ての力を一つに結集し、扱えるのです
その中で、原初の神々とは異なる存在
原初の武神様が現れました
最も強く、優しい神に…
『考えがあります』と言う彼に、原初の始祖神様は迷わず託しました
『わかった…お前に任せる!』と
みんなから与えられた力の全てを左手に込め、原初の武神へ伸ばしました
その手を右手で取り、強く頷きました
(原初の始祖神と共に力を送り込み戦う、原初の武神へ力を送り込み光が爆発的に強まる)
原初の始祖神様は、人の強化が得意でした
それに伴い、これまでに無い原初の武神の力により
罪の集合体は霧散し、光の中に溶けて消え果てました
全ての呪いは解け、1兆5000億年も続いた罪は全て完全に消え失せたのです
(見開きで、罪(闇)が光となり光の粒となり散り散りになって世界全土へ響き渡るように波紋を打ち続け∞の光となる)
原初の始祖神様はこれまでずっとひとりで無茶をし無理をしてきました
一時は亡くなり、騒然とする事態にもなりました
しかし…やっと人に任せられるようになったのです
光の中でみんなは手を取り合い、歓喜に震えました
やっと…二度と脅かされない、平穏な未来を手に入れたのです
数多の光の粒は、遠い未来にまで響きました
(原初の始祖神の姿、みんなで笑い合う、光が溢れる光景)
