第97章 神無(しんむ)
縦800m,横500mの溜め池なのだが…
如何せん景観が良くなく、見所も大して無い
その近くに公園もあるのだが…
木々が生え遊具がある程度で
流石に飲水用のを泳ぐのはということもあって、禁止されている
立ち入りを制限された、コクーン内における唯一の禁足地となっていたのだが……
今回の寝不足案件も有って、作ることとなった
精霊神の森にある泉
それを一つだけ貰い受けた
今回の顛末もありきで、褒賞のようなものらしい
受け取れないとケイトは最初断ったが
誕生日プレゼントも兼ねていると説き伏せられ
受け取る外無かったのだという…
そうして——泉が出来、非常時用の溜め池として永く大事にされることとなる
そこに東屋を建てたのは…
先の寝不足案件もあったのだが
コクーンに置ける、出産ラッシュも有ってのものだった……
人口は倍増し
子育てに追われる人もそれに合わせて倍増し
それらに伴っての事態とも言える——
東屋は湖の上に立てられ
日光を通す為に一部透けている
異空間建築により、300m四方に建てられたものは人によっては無限にもより小さくもなる
来た者の希望に応じて変わる造りなのだ
東屋は水車付きで
それは丸々水を汲む力へ変換され、ある所へ送られる
それが水遊び場であり、冬は温水、夏は冷水となる
暑ければ冷たく、寒ければその分温かくなり、触れたものの側の温度を維持させてくれるのだとか…
水遊び場は50m四方あり
深さは外側ほど浅くなり、中心ほど深くなる
最大3m弱だ
東屋の中心にある
梁の中に樋が設置されており(鳥形の魔族が上で寝れる、水音で安心感が増すらしい)
水遊び場の近くの柱の中の樋に繋がっており、水遊び場の足元へ流れ落ちてゆくことで成り立っている
塀も壁も無い
あるとしたら屋根程度(一部透明となっている)
水車も巨大で…
水浴びが終わればその都度浄水されてまた汲み上げられ循環する造りになっているのだという——
水浴び場の底がろ過して溜め池へ戻る、外からは入らない造りなのだと
東屋は寝泊まり出来る仕様となっており
外泊も可能なのだとか…(出前可能)
水布団とか光の膜だとか色々作りまくったからね…(遠い目)
4227,5927〜5929ページ参照
全市民に配布済みなので問題無く過ごせているのだとか……;(困惑)
