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Unlimited【ダンまち】

第95章 神(しん)





その後…
数十分に渡り、叱られ祭りが開催されました——✨️

ケイト「誰か助けて
『反!!省!!しろ!!!』
初代『ほんとにね!!!
『めっ!!!!!!!!』

全員からの怒号を、土下座したまま只管受け止め続けていました


ケイト「疲れたあ…
はあああああっ」
脱力のあまり結局立てず

フィン「お疲れ様(なでなで微笑)
大事に想うからこそだよ?
ね?」ぽんぽん

ケイト「うん…
ごめん……

眠たい
ふあああっ
フィン「おやすみ」とんとん←優しく背を叩く

ケイト「ん…(うとうと)
おや…すみ……」

それから寝入りに寝入り…
気付けば翌日の朝(11月4日)になっていた


ケイト「誰かが泣いてたら…
幸せだなんて思えないし
幸せに専念なんて出来ないし
思えないだろ?

そこ…重要な所だって思ってるんだ


その感性がさ…
おんなじなんだよ

実在化を司る方々、みんながさ…

それがさ…堪らなく嬉しいんだ
だから…幸せで居て欲しいんだ
世界中の誰よりも

無事で、幸せで…長生きして欲しいんだ


………失ったら…二度と、戻ることは無いから

後悔しないように
全部出し切って、全力を尽くしたって…
胸を張っていたい

じゃないと…ずっと引きずってしまう
そうでなくても…繰り返させないように、忘れない

たとえ…神の因子で削られて無くなるのだとしても……
少しでも減らしてみせる

そうしたいんだ……」真剣な表情で前を見据える


分け隔てなく、全てへ削った『神の因子』が注がれていた理由は——

その根幹にあった


本質、心…その在り方に
本懐が宿った

神という名の、本懐が——



あるべき姿が———



『………』
ノアール(伊黒小芭内)「不幸じゃないか?」ぽつり

あまりもの愛情に言葉を失ってから…ようやっと一人が重々しく口を開いた

心配から


ケイト「ん?
その不幸ごと全部幸せだからいーぞ!!^^

そりゃなんで嫌いな奴の為に、なんて思ってたけどさ
それでも人が苦しんでたり悲しんだりしてたら助けるだろ?
そんな人だから好きなんだ!

どんなに嫌いでも、嫌でも…
その気持ちや想いは、味わって欲しくない
そう願う心が…大事だし、大好きだから…
大事にしたいんだ

どんなに痛くっても、苦しくっても…
そんなみんなだから…
全部あげたいって思うんだ


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