第95章 神(しん)
ウィービングに、創世神の膜のローブを纏った姿が、神国にて散見された←5076ページ参照
どんだけ好かれとんねや!!
とロキはゲラゲラ腹を抱えてその場に尻餅をついて笑い倒していた……;
それから地面に手を付いてバンバン叩き出していた…
ムー連邦、地底国テランは全員無事だったらしい
エル「ふっ!当然ですね!
穢れた人種とは訳が違う!」自慢気&瞑目ふふんっ!
腰に手を当てて笑うそれに、聞こえないように言うことを提案した
即座に謝られる中で
目をキラキラさせながら寄ってくる集団に対して…
エルへパスパレード(怪物進呈)した
エル「何やってるんですかあああああ!;」脱兎
『逃げたぞ追えええええええ!!
女『続編を!!続編をちょうだああああい!!
男『秘話を!!全国の秘話をおおおおおお!!』
血眼になる集団を前に、即座に物影に身を隠していた
『原初の星々(創世神の神域)のことをもっと教えてええええええええ!!』
そう遠ざかる声をよそに…
フィン「いったかな?」ひそっ&ひょこっ←耳を欹てる、アホ毛が裏路地の木箱の上部分を出る
ケイト「待って;アホ毛を隠して
上に出てる」ひそひそ←手を横に当てて小声で話す
フィン「おっと(さっ)←手で押さえる
済まない;
ケイト「大丈夫
…行ったみたい
二人『ふううううう』安堵
フィン「うかうか外も歩けないね
ケイト「頷)ねえ
ハロウィンだからまだ大丈夫っぽいけれど…」
裏路地の木箱の裏に座って隠れたまま話し合う
今は10月29日
外では10月31日なので、ハロウィンとして仮装が盛んになっている
続編が気になるとのことで、最新情報を知る為に民衆がここぞとばかりに詰め寄ってきた(血眼で走り寄ってきた)というのが事の真相、発端だ
地球に帰ってきたことを知られれば大変なことになる
と思い秘密裏に帰還したのだが…
言われずとも察していたのか…
怒涛の如く荒波となって押し寄せられ、散り散りになってしまった;
久しぶりの帰郷も安心して行えないとは…なんて溜息もする間も無く、血眼が寄ってきてるのを感じてそそくさと移動を始めていた(すっかり腰がひけており、そのまま姿勢を落として這いずり回って隠れるようにその場から家(水の王宮)へ向けて移動していた)
瞬間移動等しようものなら一瞬でバレるので必死だった
