第94章 創傷(そうしょう)
死に掛けていた心…
それは辛うじて、持ち直しつつあるらしい
そう一番伝えるべき点を伝えてから、電話を切った
ちなみに闇ケイトは…
闇ケイト「まだまだ遊び足りねえなあ!!
遊んで遊んで遊び倒すぞ
ひゃっほおおおおおおおおい!!!><」大ジャンプ
『誰か止めて…』死屍累々
闇フィン&フィン『何をやらかした?;』たらーり
相手の意志や都合を無視して何かやる=いけないこと
押し付ける=駄目なこと
その為…ずっとそんな感じらしい;
大好きな人達と一緒に遊びたい
その欲求を抑え込み続けたが故に
人の想いを優先したい
やりたいことの障害になりたくない
という想いから出た不満の結晶体らしい
『普通に誘ってくれればいいのに!!!!』
『そりゃ無理な時もあるけど行くよ!!?;』
異口同音に叫び散らす中で
でも本人の生活もあるし、やらないといけないことややりたいことだってあるのに、流石にこちらのを飲み込んでもらう訳には…
なんて想いを口々に発していた
『言え!!聞くから!!』
『また日付(時刻)決めればいい話だろう!!?』
「てっきりそういうのに興味が無いものだとばかり
ケイト「いやだって申し訳無いし!優先順位そんなに無いし!!
『あるから!!!!!』怒号
めっ!!!!!
ケイト「…すみませんでした…;」たらーり困惑
フィン「お風呂入った
歯磨きした
寝る準備した
偉い!!^^
ケイト「結婚してええええええ!!」はぐううううううううっ!!!
フィン「もう結婚してるのに…?
ケイト「結婚してえええええ
好き好き好き好き^^//」すりすりすりすり
その日一日、ずっと幸せそうに笑っていた
9月30日晩での買い物の際
ケイト「好きな人なら頑張れるだろ?
その人を実在化したいって思うし
でも人の心なんて移ろいゆくものだから…
嫌いに…なったり、とか……
大丈夫?;
私、嫌いになるようなことしてない?;」
不安そうな目で尋ねてくるそれに
即答した
しのぶ「大丈夫です
全然大丈夫です」
ケイト「でも、さ…
ただでさえ縛っちゃってるから
なんかあったらすぐ言ってね?
気を付けるように頑張るから、さ…
嫌われることが恐い
っていうのは…無い訳じゃないんだけれど……」
フィン「?何か懸念事項でも?」
その問いに頷いた