第91章 轉儛(てんぶ)
レオン選手、ライド選手、互いの覚醒同士が火花を散らせてぶつかり合っております!!
お互い凄まじい猛追だああああ!!!
なお、この試合は時間指定は無いので存分に競い合って下さいとのことですうううう!!!
うわあああ!破片が飛んできたあああ!!
皆さんご注意下さああああい』頭を手で覆う
レースは終盤に差し掛かり、そのままゴールへ一瞬で導かれる
ライド「どっちだ!!?」ぜえーはあー←肩で息を荒らす
レオンも隣で息を荒らして見守っていた
実況『レオン選手、ライド選手、2人同時にゴール!!
私の目には判別出来ません!
機械が計測しております!!
0.01秒差!
0.01秒差でライド選手の勝利だああああああ!!!!』
ライド「やったあああああ!!!」
実況『神国代表チーム!準決勝進出です!!』
阿久津&駆動『よし!!!&やった!!!』
笑顔で抱き合う3人に、惜しみない拍手が送られていた
その前の試合
ベスト32決定戦では新たな試合形式
タッグ戦なるものが行われていた
チーム内から自分達で2人を選出し
相手チーム2人と戦い合う
という形式だった
自らメカニックとしてサポートに入ると言う駆動のすすめもあり
満場一致で阿久津とライドで出ることとなり、ぶっちぎりで優勝していた
駆動がライドと名で呼ぶようになったのは、研究省での大興奮を共に分かち合ってから後
阿久津が名で呼ぶことになったのは…準決勝での試合の後だった
それ以降、共に互いを名で呼び合うようになったそうだ
その折での発言
ライド「時間制限バトルだ!!
駆動「時間指定バトルね
間違ってる」があった時間軸はそこになる(試合前)←5571ページ参照
きちんと時間を守りながら、それでも最短で、
互いに共鳴(阿久津は先程言った覚醒技も使って)を用い、
サポートし合いながら爆発を起こしてゆき、確実に勝利を収めていったという――
話を戻そう……
アイシャ「これが――化身化か!!」
リュー「やっと――ここまで来た!!」
ケイト「え?え?2人同時!!?」動揺
それとほぼ同時に、アーニャやオッタル、ティオナにティオネまで化身化した
椿はまだ迷いから抜け出せていなかったが
神を超えた武器を完成させるだけでなく守りたいという願いを纏めてから、目醒め、化身化という段階へと移行したそうだ―
