第91章 轉儛(てんぶ)
ライド「はあ~あ;
でも1年も掛かるんだよなあ;
プロになっても働けるようになるまで」
小浪「え?;」
阿久津「新年度育成案を知らないのか?
法改正されて、何歳からでも資格があれば働けるようになったんだ
ライド「ええ!!?
マジで!!?
やった!←小声で打ち震える
じいちゃんに楽させてやれる!」
阿久津「ただし!!知識と技能があれば、だ
知識が無ければプロにすらもなれない!」真剣
ライド「教えて下さい!!」土下座
阿久津「……
わかった
教えてやる
だが僕の教えは厳しいぞ?」ゴゴゴゴゴゴゴ
ライド「か…掛かってこーい!!」
阿久津「よし」頷
1時間後…
阿久津「どうやったら1足す3が1になるんだ!!」
ライド「もう頭がああああ
働かねえよおおおお;@@
足し算?掛け算?何が何だかわかんねえええ@@;」くらくら
駆動「阿久津君
休憩をそろそろ挟まないと…
無理をしても入らないし逆効果にもなり兼ねないよ?」
ライド「ぷしゅうううううううううう;
あうあうあうあうあう@@;」
阿久津「………
はあっ
10分休憩だ
ライド「やったあああああ!!」
小浪「私、テスト作成しておくから」
テスト後
阿久津「78点だ
ライド「やったあ!!
俺こんな点数取れたの初めて!」キラキラ←受け取って舞い上がっている
阿久津「せめて90点台は取れるようになった方がいい
ライド「え゛!!?」瞠目←目が点
駆動「そうだね
プロ選手達の筆記試験は80~90
最低点が82点だった訳だし」
ライド「厳しいんだなあ…」しょぼーん
阿久津「この調子(ペース)なら
すぐ90点も取れるだろう」
ライド「ぱああ!!)
ほんと!!?」キラキラずいっ!!
阿久津「このペースで行けば、だ!」
ライド「よし!
わかった!ありがとう!
頑張るよ!!^^」手を取る
その後も…
ライド「時間制限バトルだ!!
駆動「時間指定バトルね
間違ってる」
ライド「そうだ!
メモしないと!
後で見返してっと」メモメモ
必死に頑張る彼を見て、応援したくなるものは多くいたという…‥
そして――優勝する頃には、3回に1回は100点を取れるようにまでなったそうな
毎日頑張って日々精進した結果、とも言える
ギアの実技、魂同士の重なり合い、共鳴覚醒も込みで