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Unlimited【ダンまち】

第91章 轉儛(てんぶ)





ライド「うおおおおおおおお!!!」

AI『1周目1分3秒8!』
女子「障害物の方が早いってどういうこと!!?」ぽかーん

歴代最速記録:1分18秒8


チーム(男子陣)『ライドって本当に』
男子(筋肉質)「狂ってる」
男子(中肉中背)「楽しそうに走るよねえ」
男子(小柄)「ほんと」
女子「そんな呑気に言ってる場合じゃないでしょう!!?

歴代最速更新の場面よ!!?」
男子(小柄)「ライドだから」
『うんうん』
女子「そんな場合じゃなあ〜い!!!」瞑目


2周目の記録1分3秒ジャスト
その中で突如、障害物同士が巻き込まれてゆき
ギアの進むレースの横幅全てを埋め尽くすものが降ってくる

障害物が降ってきた際、全ての各コースに設置されてある罠(周回毎に更新)に反応してか、たまたまぶつかり合う形となった


男教師「馬鹿な!
こんな不具合、見たこと無い!!」
諸羽「ライド君!!!」
ライド「おおおおおおおおおおお!!!!
(絶対に――守ってみせる!!!!)←母の笑顔が脳裏によぎる

ぶち抜けえ!!!!!」右拳を愛機に向けて振り抜く
かっ!!!!!
次の瞬間、愛機と腕時計が光を発する

ごおっ!!!!!

ライド「!!え!!?」

こおおおおおおおおおおお

凄まじい音と共に、光が立ち昇る


そこで物語の1話が終了した


次回予告――

ライド「来たる実技試験!
はいいけど!どうなってるんだこれ!!?

腕時計から光は出るし
何がなんだか…一体どうなるんだ!!?」

光の渦の中で「Natural Integrate Trans Ride Operation」という文字が光り出す
機械と自身の心を光が繋ぎ、爆発する


ライド「次回!
ニトロ覚醒!!?

今日も元気にファイトだぜ!!」

そして――場面が切り替わる


高低差や起伏もあり
ジャンプ台のようなものもある

3周が終われば自動で手元へ弾き飛ばされる
チーム戦では1周毎にバトンタッチする形式の為、1周毎に弾き飛ばされる


軽さと流線型の機体で速力を補っている


想いを受けて加速する形態から、人気が爆発上昇中!


障害物が一周毎に自動で回収される
なんてことはない

それも踏まえてのコントロール精度である


全て避けろ
という訳だ

逆に逆手に取って利用することもまた推奨されているぐらいだ


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