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Unlimited【ダンまち】

第91章 轉儛(てんぶ)





僕の願いを聞いた創世神の親は


肩を震わせて笑った後
大笑いをし

静かに頷いた



それを境に――変化は起きる



ドックン!!!!


『おかえりなさい――』

あの時と同じく、全てから声がする



全身の血が脈動するように沸騰し
全身へ血が滾るような感覚と共に指先にまで拡がり
熱を帯びて自分とそれ以外との境界線が分からなくなる

『熱波の透明な純白の光を齎す膜を纏うケイト』とは異なり
雷…それだけじゃない、光、時、様々なものを、雷と火に凝縮した状態になる

インドラ?を思わせる雷霆が全身を覆い、『身』自身が火となりて猛威を振るい続けていた

雷と火の一体化…純白透明な雷火そのものとなって身を纏い続けていた

水と火の一体化、純白透明な熱波そのものと化したように…


思ったよりも落ち着いていた

各々…それに伴い、自らの想いを、自らの胸の内を、願いを、言い放っていた
各々が宿す創世神の親の心…それは既に、ケイトが復活させてしまって外へ出ているから


リヴェリア「身構え過ぎたか」
フィン「君が言うのかい?^^;」

リヴェリアは木と火か…
火の形をした木を身に纏っていた


アスフィは火と木が
木の形をした火を身に纏っていた

アスフィ「まさか父上…いいえ、そんな馬鹿なことは」ぶつぶつ

心労ここに極まれりといった表情で曇らせまくっていたが…
何も言わないでおこう;
テロップ『言わんとする所は既に察している!』←5200ページ参照
君は時と光か



ノアールは闇と火が

ブランシェは光と水

それぞれ先程言っていたもの達が一体化した状態となっていた


ガレスは………
フィン「マグマグの実でも食べたのかい?」
そう形容しか出来ない状態となっていた

ガレス「言うな
(嘆息)

まあ…イメージとしては悪いが……ふむ

防壁にも攻撃にもなるか
頼もしい限りじゃ!
熱き戦いを所望するからにはな!

はっはっはっはっはっ^^」

フィン「うん…楽しそうで何よりだよ」苦笑←笑みが若干引き攣っている


アイズ「私も追い付かないと!」
ティオナ「置いてかれたくないもんね!」メラメラにやり
アイシャ「さて…楽しませてもらおうか!!」ごおっ!!

原初の神々(次世代込み)『浮足立つのもわかるけれど落ち着いて;』

各々走り出す重婚者達に、異口同音に発した


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