第91章 轉儛(てんぶ)
リヴェリア「またなっているがどうしたら戻ると思う?」
ケイト『あっはっはっ^^たっのし~^^♪』きゃたきゃた&ぽよんぽよん♪←地面をトランポリンにして遊んでる
フィン「こうすれば戻るよ?」ちゅっ←唇を奪う
ケイト『ぼんっ!!!!)!!?//』
ぷしゅううう
『あ、解けた』
フィン「さくらの世界でね…
そちらでは僕は桜なんだが…
楽しくなり過ぎてハイになった小狼が僕の頬にキスをしてきて
「嫌だったか?嫌ならやめる、済まない」とまで言ってくれてね…
気遣ってくれるのが嬉しい半面、最初の頬へのキスがこれでいいのかと内心慌てふためいたりもしたんだけれど…
それが嬉しくてね…つい唇にキスをしてしまったんだ
お返しに、ね^^(ふふっ)←顎に手を当て心底嬉しそうに満面の笑みで言う
そして…小狼はキタルレス化が解除された
ただ単に…
キタルレス化で齎される幸せな感情よりも何よりも…
僕への愛情がぶち抜いたらしいよ^^(ふふふふっ)
あんまりにも可愛らしくって
場所を変えた方がいいんじゃないか、気を遣わないか、大丈夫か?迷惑を掛けてしまって済まない
とか色々言うものだから…
桜「迷惑なんかじゃない!!
小狼君、何でも一人で頑張ろうとし過ぎちゃうから心配で…
寧ろ…もっと、頼って欲しい
だから…記憶のことだけじゃなくって、私にも……させて?//」くいっ←涙目で上目遣いで見上げる
小狼「////////」ぼんっ!!!!
その後…
あ、ああ…わかった
そう頷いてくれた
それから…当分は二人っきりの空気から抜け出せなかったなあ^^
あっはっはっはっ
ケロちゃんが可愛そうだったが、まあ仕方ない」リヴェリアを見やる
リヴェリア「完っっ全に二人きりの世界に入り込んでいたからな
お前達の得意分野だろう」じと目
フィン「あんまり褒めないでくれないかな?^^//」ふふふっ←汗混じりだが心底幸せそう
『褒めてない!!!!!!!!』
フィン「僕の願いは――
君を守ること、幸せで居て欲しい…
これまで頑張ってきた分、大事にしてきた分
その為に身を削ってきた分…誰よりも
それだけが‥僕の願いだ」微笑
満足に足りる答えだったかな?
と創世神の親を見やると…
創世神の親『ふっふっふっふっ
はっはっはっはっはっ^^
よい――』
そう、静かに笑った
