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Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





色々と衝撃的な事実が多過ぎて、絶句を続けている中…


ケイト「なーんか
色々と腑に落ちた気分(溜息)

やっと納得が行ったと言うか…(晴れ晴れとした笑み)


原初の始祖神や、皆が言っている意味が…よく分かった(微笑)



ありゃあ手に終えんわ」瞑目して苦笑し、両手を挙げながら天を仰ぐ

なるほどとばかりに肩を竦めて、力を無くしたように後ろの椅子に腰掛けた
どうやら力が抜けたようだ…


『守り』の起点が『創世神の親』から『原初の神々』に
「呪い」の起点が「主犯格の癌」から「癌一同」に

移行した理由は…『「願い」』が同じだから――



『全てに消えて欲しくない』…「全てに自分に都合よく捉えて欲しい」……その『「(そう願う)根幹」』が―――



それが形を変えて…
『人や全てを犠牲にせず、自らを犠牲にしてまで、贄となってまで叶えようとする強い意志、想いを伴った守り』となり
「全てを犠牲にして、自らごと操り人形にしてまで、自らへの認識を歪めさせる贄にさせた上で正当化させる呪い」となった

といった所かな?
纏めると…

だが‥…こうして改めて見ると、癌の異常さを強く感じざるを得ない;



ティオナ「…‥‥……
ヤバいじゃん!!!!;」
ティオネ「え?今気付いたの?」

ティオナ「いや…
ヤバい以上のヤバいじゃん!!!」
ケイト「最初っからそう言ってるじゃん!」
『言ってないよ言えてないよ!!!?』

ケイト「……・・;

済みましぇん;」たらーり
硬直し、滝のように汗を流すケイトに、
僕は頭の上にポンッと手を置いた

言葉足らずで不器用な所はあれど…全てを守ろうという意志は、想いは確かだ……


無茶だけはしないでくれよ、とばかりにケイトの双眸を見据えた


ケイト「たじっ!)

……;
なるべく…頑張ります;」たらーり←視線を顔ごと逸らす

苦手分野だ、とばかりに息を呑み込むケイトに
僕は苦笑で返した


リヴェリア「しかし――まさか霊体まで削っているとは…
いや…世界神の権限で見たは見たが……」

フィン「そうは思いたくなかった、といった方が正しいかな?
こればっかりはね;」瞑目し苦笑しながら溜息を零す

ガレス「やむを得んじゃろう
ケイトにしか出来んわい

わし等に出来るのは精々……心の支えになるぐらいじゃの」
フィン「くす)

だね」微笑


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