第90章 未来への展望
そう…勝手に改めて誓って、約束を取り付けた
原初の始祖神『消える時は一緒よ
あなたが消える時が、私の消える時(ぴとっ)
大好きだから』←4087ページ参照
その意味は――言わずもがな…ケイトが消える時が、全てが消える時だからなのだろう
『剪定』と相性がいいと
「癌一同」に対して、嫌悪を抱き、吐き気を齎す
悪いと
『原初の始祖神』に対して、同様の変化が見られる
と同時に「癌化」する
『守り』にも
相性がどんなによくても、限界はある
ケイト&原初の始祖神『『守り』の
『光』の原動力なんだから!
『創世神の親の心』…
『受け継がれし想い』…
『たとえ魂は死んでも、想いは消えない
必ず守る』と――
それが……『守りの起点(原動力)』だから!!』
ケイト『だから…
勝手な思いや考えで、捨てる訳には行かねえんだよ!!
何があろうと…!
絶対に!!
その死を無駄になんかさせない!!!』真剣
己のみの命を削って、自我を削って、記憶を削って…
全ての命へ、全ての自我と自由へ、全ての記憶と時間へ……
変換し続けている…己のみ削り続け、他は削れさせない………
一度変換したものは戻らないように…
削るということは変換して分け与えることへ直結する為
二度と戻ることは無い…
どんな方法を使っても……絶対に――
ケイト「その痛みは…
生物として知覚出来る痛みの範疇を遥かに逸脱している
10のマイナス∞乗単位で
全身を内から外から同時に切り刻まれながら
『魂の心(剪定)』を除いた全てを削られ続ける
魂は常時
霊体はこの世にいる間だけでなくずっと
死んだ後の霊体にも影響を齎す為
ミキサーみたいな感じで刻まれながら
全部にゴリゴリ骨ごと下ろし金で削られ
ちなみに…痛覚は全部にある
削られた全部に、押し潰された全部に
ピコ(10のマイナス12乗、原子の200分の1)なんて目じゃない
全身をミキサーに掛けられて粉々にされて、細胞を余す所なく原子よりも小さい次元で微塵切りされ続けてるような感覚?
言語化が難しいな
同時に再生もされ続けていく」
ガレス「修復のようなものか?」
ケイト「違う←頭を振る
………
二度と…同じ自我は持てない
同じ記憶も……
寿命も……
削られるのは…
自我と記憶だけじゃない
命もなんだ