第90章 未来への展望
無限年だろうが、何年だろうが…ずっと何度でもするよ!
だから……
不安にならなくていいと、吹き込もう』
ちゅっ←強く抱き締めたまま唇に唇を重ねる
フィン『何度でも…大丈夫だと伝えよう……
いくらでも……ずっと………
君と居たいから……
生きて行きたいから!!』
ケイト『ちゃんと伝わってるよおおお
びええええええええええええええ』滂沱の涙
惜しみ無く伝えた想い…
それは確かに、届いた―――
フィン『君の中にも居続けていたいな』
そう、ふと想った(願った)
ケイト『いるよおおおおおお
ずっといるよよよよよおあおおおおおあおおお
この涙腺泥棒おおおおおおおおおおおおおおおおお』
フィン「!!?」
ケイト『ぴええええええええええええええ』滝涙
どう反応を返したらいいかわからず戸惑った
が…とりあえず笑いを返すことにした
フィン「^^;
(参ったなあ…」苦笑
ケイト「好き好き好き好き好き好き好き好き好き」すりすりすりすり
原初の始祖神「好き好き好き好き好き好き好き好き好き」すりすりすりすり
フィン「どっちもどっちだ…;)
あははははは^^」くす
双方から抱き締められたまま頬ずりで擦り寄られる中で、そう思う外なかった;
流石に避けるのも…ね?;
138億年←1100ページ参照
実際に生きた年数は1兆5000億年
99.08%削る
0.92%しか残らない
対価として削り続けた時間の割合で言えば
それと同時に自我も記憶も命も同数対価として渡している為
99.08%を常に削って送り続けている現状であることに何も変わりはない
継続して、行われ続けている
その点だけ強調して、伝えられていた
全てへ向けて――
発信されていた―――
直径10cmの場合
523.59cm3
4.8171cm3しか残らない
直径2.09538cm
約2.095cm
魂は球体なので
直径10の内、中心にある核=心の2.095のみ守られるという計算となる
魂の膜は含まれないとして
の話だ
魂が球体だからこそというのだろうか…
核となる心のみが無事で
無限に削った部位が再生され続ける中で、同じ分が永遠に削られ続けるという仕組みだ――
だから……原初の始祖神にしか出来ない――
己を除いた全ての実在化は―――