第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)
「俺の魔力は料理と相性が良くってな。
緑なら取り込まれる前からも後でも一番持続性が長く強化が出来るんだろうが…
俺の奥義を料理にして送り出す。それが俺の必殺技なんだよ。
魔闘持ちとして覚えておきな!」
『おおおお。
そんな魔闘があったとは…
ちなみに、どうやって教官を倒したんですか?』
「ふっふっふっふっ(瞑目して不敵に笑う)
爆発力を応用して食わせて自爆させた」
『ヤバい奴じゃないですか!!;』
「治療班が総出で治してた」
『致死的威力じゃないですか!!;』
「安心しろ。こっちには入れてない」
『当然でしょう!!?;商売になりませんよ』
「あっはっはっ^^
宣伝代と差し引いてタダにしといてやる。
ま、効果のほどレビューしてくれや」
『ありがとうございます。助かります』お辞儀
魔闘士の料理人――
彼のことをそう呼び、この出来事から長蛇の列を後に作ることになったとか―――
「ちなみにあんた、誰推しだい?
人類で最も推せる人は。
俺はリヴェリア様推しなんだ//」ふっ←鼻の下を擦り目を瞑って笑う
『あ…えぇっとおお‥……
アスフィさんも捨て難いですし神王様も、ああでもリヴェリア様も、けどフィンさんもガレスさんも
「ふっ、わかるぜ。
どれも魅力的だよな」
『は、はい。
人類の中でも次期原初の神々はかの五大英雄だけですし』
「ああ、それでいい。
俺はフィン推しのLv.6のパルゥムとガチの喧嘩をしたが無傷では行かなくてよ」
『え!?Lv.∞並じゃないんですか!?』
「生憎戦闘には不向きな奥義なんでな」
『あ、なるほど』
「頬を腫らした程度だ。
隊長のルアンに殴って止められてなあ。
一番はケイト様だろうが!!ってよ…
ま、命の恩人だし、わからんでもないけどよ…」溜息
リヴェリア推しなら半額になるという
エルフならリヴェリア推しでなくとも3割引きなのだとか…;
「お前も…入信しねえか?」キラキラ
『あー…考えておきます
ケイト「私もリヴェリアを推す!入信する!!」←材料集め中
皆『言葉の影響考えろ!!』がすぅんっ!!!←ベートが小突く
そのまま引きずって去っていった
光の速さだった為、記録には残らないでいた
お前のは影響力がデカ過ぎんだよ!!!
そう皆から一同一斉に怒られまくっていた;
ことに納得が行かないケイトであった‥;
