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Unlimited【ダンまち】

第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)





ケイト「誰が誰推そうが勝手じゃんかケチンボ」ぶすーっ!ぶつぶつ

ちなみに言うと…
ベタ惚れと推しは別物らしい…?

入信と言うのは…信仰の対象とするという意味合いであり、推すとはまた別の意味合いも持っている


訳なのだが…1人につき1人入信と定められており、その枠組みを使うというので……



………なんで僕じゃあないのかなあ…はあっ(肩を落とす)



一人につき一人にしか入信できないのに…

フィン「………」

ガレス「まあそうしょげるな」ぽんっ←肩の上に手を置く

フィン「しょげてないよ…」ずうううん
ガレス「空気が沈んどる;」

ケイト「いやだって引っ付きたいしぎゅむぎゅむしたいし中に入り込みたいぐらいだし
信仰って離れた所で祈るイメージでしょ?」
『確かに』

言いたいことはわかる

ケイト「距離取りたくないし密着してたいしそれでも満足できないし
愛情とか信仰とか祈るとかそういう次元超えてるし…
言葉にするなら……

溺愛?」
『ぶっほお!!!』

ケイト「溺れたいし死ぬまで一緒に居たい
側に居て欲しいし密着してたい
永遠に」

フィン「……////」ぷるぷるぷるぷる


メッチャ嬉しそう……

微笑ましい光景に、周囲は皆挙って目を細める一同であった


ケイトは焼きそばをどうしても食べたいらしく…
そこで一計を案じることにした

リヴェリア「何故私なんだ;」顰めっ面
フィン「まあ、店主は君に入れ込んでいるようだしね?←片目瞑り笑い掛ける
さっきの詫びも兼ねてということでありだと思うよ^^」くすくす←顎に手を当てたまま楽しそうに笑う

リヴェリア「……;
いいように言いくるめられている気もしないでもないが…

まあいい、今回は乗ってやる

今回だけな・・」ギロリ
この代償は高くつくぞとばかりに睨視されるそれに、笑って返した

冷や汗が僕の頬を伝う中、リヴェリアが店主に声を掛け、
それと同時に他の者達も僕達の存在に気付き、てんやわんやの大騒ぎとなり…


後に……長蛇の列へと繋がったのだという……あの配信のレビュー、その効果をわかりやすく示したのもあって一層うなぎ上りになったんだろうね



周囲に囲まれ、熱心に握手を求められ、
ケイトに至っては「入信してもよいですか!?」と口々に興奮混じりに言われており、「お、お好きにどうぞ?」と返していた


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