第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)
故に――全てに【無限の恩恵(希望)】を与えたもの、人でありながら龍でもあり神でもあり原初の始祖神でもある【全ての長(4380ページ参照)】、【神王(神々の逆鱗)】と呼ばれた―――
後に――遠い未来、地球が太陽に飲み込まれて滅ぶ際(約50億年後)に
地球から離れるものと、神域に住むものとで分かたれた
地球に住んだものは残り、精霊となりて、神となりて、星で、神域で、末永く生き続けることとなる
そして――人類はその時、滅びを迎えることとなる―――
人類が遺す、【最期の遺物(神化)】として―――――
その未来を予期し、遠見(先読み)が出来る宇宙人が接触を図ってきたことも起因している―――――
その頃―
マッピング地獄――
ルルネ「誰か――助けて;」ピクピクッ
ついでに言うが…ヘルメス・ファミリアは皆Lv.∞だ
ロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアと治安維持を勤めるガネーシャ・ファミリアと治療を施すディアンケヒト・ファミリア
後は縁故だからといったこともあり、デメテル・ファミリアとヘファイストス・ファミリアも同様にそうなるまで鍛え上げたのだとか…(遠い目)
うん。…やり過ぎだ
アミッドに至っては【神女】とされ
蘇生から病気治療、薬物制作や神薬作成、更には欠損した四肢を自在に生やしたり頭を生やしたりなんてことまで出来るようになってしまっていて驚愕を露にする外なく
知らない者はいないとされることになる等…出会った当時には知る由も無かった―――
『今の呼び方』
三大迷宮オールクリアタイムに応じて冒険者の呼び方が変わる
30分代を切れば神級
1時間を切れば上級
2時間を切れば中級
3時間を切れば下級
そう付けた上で冒険者と呼ばれる習慣が生み出された
つまり僕達は神級冒険者
上級冒険者、中級冒険者、下級冒険者
という流れだろう
Lv.1が下級冒険者、Lv.2以上が上級冒険者と呼ばれ、
Lv.2は第三級冒険者、Lv.3とLv.4は第二級冒険者、Lv.5以上が第一級冒険者。
オラリオにいる冒険者の過半数が下級冒険者で。上級冒険者の内半分がLv.2。
その呼び方は遠い過去の話として葬られ、『今ある体制』が主として定められた――
イカれた記録に度肝を抜かれた
という記載が確たる記録として遺され続けることとなった
