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Unlimited【ダンまち】

第86章 紡ぎ





シズク「シンプル…なんだけど;」
フェイ「光輪漆黒零式の方が百倍マシね」
ケイト「そこまで言うか!!?;」

『うんうん』


ケイト「……真面目に…真面目に、考えたのに」ずうううん←その場に座り込んで体育座りのように両腕で膝を抱え込む

シズク「変な所似てるよね
センス無い所とか」←グレートサイヤマンの正義のポーズの振り付け
フィンクス「シー!!;本人気にしてんだから言うんじゃねえ!!;」
シャル「フィン;傷口に塩塗り込むのやめようか;」ぽんっ←肩の上に手を置く

シズク「未来悟飯カッコいいのにねえ
主人格はそっちでしょ?闇落ちしない方の」

フラン「誰にも頼らずに一人で死んでいったしな」

フェイ「男前の方ね」

マチ「話の論点が逸れてるよ

まず…
これの名前、何にする?」

シャル「『控え』みたいな簡単な名前でもいいんじゃないかな?」

シズク「保留で行く?」
『う~ん』

ケイト「やだ!!今日決める!!今決める!!」

フィンクス「と言っても…いい名前が出てこないんじゃなあ」
ケイト「考える!!」

シャル「一度決めたら梃子でも動かないから;」
フラン「頑固」
フェイ「堅物ね」
マチ「やり切れるだけ立派だよ」

ケイト「う~ん……シンプルに……

シンセンサー?」

『おお』

「普通だ」
「真面目だ」
ケイト「何だよもお!!!
必死に考えたんだぞ!!;」むっすーっ!!
始祖神「頑張りました」パチパチパチ&頭なでなで

シャル「へえー
罪であるシンと、新たな試みということから新っていう漢字の音読みのシン、両方を兼ね備えた名付けってことか」
ケイト「そう!!」指差す

シズク「賛成」
始祖神「お洒落」こくこく
満場一致でそれに決まった


ケイト「はあ…やっと決まった」安堵
どさっ

膝から崩れ落ちたケイトに、肩や背に手を添える面々であった……



『シンセンサー』
・全ての魂の内、「創世神の親殺しの罪」を持つ魂のみ光点で示す
・上記により「癌」と「隠れ癌」を全て抜粋、それぞれの位置と深度と拡がり具合を特定する
・「癌化を齎す闇(癌の闇)」=「創世神の親殺しの罪」の為、「必ず癌にさせる闇」と『そうでない闇』との類別が可能

隠れ癌が神の位であってもその正常偽装を看破できる為、隠れ癌への癌接触に伴ういぶり出しを行わずとも一目でわかるという優れもの


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