第86章 紡ぎ
フィンクス「情緒まで破壊してるぞあれ;」
シズク「んー…
まあよし!」微笑&腰に手を当てて頷く
フィンクス「よかねえだろ!!;
何がよしだ!!;」
シズク「えー…
だってさあ…
ずっと、叶えたくても叶えたくても叶えられなかった…そんな長年の願いが、やっと叶おうとしてるんだもん
嬉しいよ^^
それも…次世代になる、今後ずっと捕らわれ続けるのがわかってて…それでも、望んでくれてるんだからさ…
尚更だよ
…ね?^^」にっこにこ
白の国『………』
フィンクス「まあ、な…」
フェイ「羨ましいね」嘆息
抱き締め合ったまま愛を伝え合う中…
いつまでも気付かれない為、
原初の滅神達も一緒になって抱き締められて、無理やり混ざられてやっと気付いた
原初の滅神ズにも同様に愛を伝え合っていくのだとさ――
一段落するまでの間、白の国と原初の神々とそこに住まう神々で一同一緒になって生み出していた…
一段落付いた後
始祖神「ありがとうね」
ケイト「当たり前のこと!
こちらこそ…いつもありがとう」微笑
『ぶわっ!!)
わああああああああああああ;;;
大好きいいいいいいいいいいいいいいい;;;』再び抱き締め合い滝涙
『ホントそっくり)……』
分かり合えるのが、通じ合えるのが、本当に嬉しいのだと…
同じ価値観で、同じ寄り添いで返し合えせる、自然に取り合えることが、貴さが、
嬉しくて、くすぐったくて、心地よくて、この世には無いものだから、希少なものだから…
止め処なく溢れる涙を止められずにいた―――笑い合い、互いに互いを抱き締め合ったまま、涙を流し続けたという
ケイト「一生一緒に居るうううううううう;;;」うびゃああああ
始祖神「うんうん私もよおおおおおおおお;;;」うびゃああああ
『ホントそっくり…』
嘘偽りない想いだから、
1兆5000億年も1人で頑張ってきたから、
出たくても出られないで痛んだ心を、殺し続けてきた心を、
頑張ってきた想いを、時を、愛情を、誰よりも汲んで、寄り添ってくれるあなた(ケイト)だから…
だから――原初の始祖神なのだと―――
愛は巡り、必ず返ってくる…大きな奔流となって……あなた(始祖神)の元へと―――
忘れないで―――
決して無駄にはならないから
ガブリエルから聞いた、始祖神の想いを