第86章 紡ぎ
何でも位の違う者達同士の接触は、学びを即発する為推奨されており…
もし位の低い人からの誘いを受けても流されないか低くならないかを試すのに絶好のスポットなのだとか
試練だと
ケイト「反省もしてねえのに罪も無くなる訳無いだろうに
その罪をそそげるのは、その罪を犯した本人だけだ
贖おうともせんで、どうやって浄化できるんよ
馬鹿にすんな
罪が無くならない限り、必ず癌になる道から外れることは出来ん
どんな神であってもな
だから…どんなものも浄化して消すものが働き掛けても、根幹が贖う気も繰り返させないように努める気さえもないんだから、罪が消えるはずも無いのは道理だ
←全員が頷く
そちらの癌と隠れ癌を消すのは滅神担当」
原初の(以下略)滅神「わかった」
ケイト「ギリギリまでチャンスを与えるからね
で、それ以外で新規で新たに発生した場合は邪神様
……様!?」
『?』
ケイト「滅神様!癌共と隠れ癌共を八つ裂きにして下されえ!!」
滅神「わ、わかった」頷く
フィンクス「何をトチ狂ってんだ;」
シャル「様付け忘れて戸惑ってるんでしょ
距離近いから気が緩んだとか、心の距離」
フェイ「もっと縮めればいいね」溜息
シズク「ほんとほんと
もっと頼りなさい!」ふんすっ!!
フィンクス「お前らはほんとそればっかりだな…;」
シズク「言わないと絶対やらないんだもん!
言っても中々頼ってくれないけど
マチ「でもだからこそでしょ
やり甲斐がある
フラン「わかる」うんうん
シャル「右に同じく
フラン「まあ…平然としていられないだろうからな
頼るだけ頼って放置とかは出来ないだろ
フェイ「発狂するね
フィンクス「目に浮かぶな
シズク「ほんと
フラン「わかる
シャル「まあ何はともあれ
これで目前の目標ははっきりしたし
品定めも済んだ
隠れ癌への見抜き方も十分わかった訳だし
この方針で進めていこう」
『おー!!』
ケイト「生まれつきでしょ?
反省もしないで生まれ変わったら無かったことになる、なんてことある訳無いでしょ」
と、いうことがわかった
「創世神の親殺しの罪」
それがあるかないかだけで、判別がすぐつくのだという
「一つの罪(創世神の親殺しの罪)」を宿すもの
それに該当するもののみ示す掌大のセンサーを手にかざすだけで判明すると
お手軽になったそうだ
