第85章 エラー
アーニャ「ミャーの時間ニャ!!2人きりにするニャ!!」
リヴェリア「明日は覚えていろよ?」にやり&じろっ
アーニャ「そんな目で見つめても今日はダメニャ!!;一度しかないんだからニャ!!;」あわあわ必死
2人きりの時間だったね、そう言えば…
そう、はたと思って手を止めた
その折…テレビにて祝アニメ化と放送されていた
ロキ「ケイトは半神半人(デミゴッド)や」
ナレーション『原初の始祖神…それが、彼女……
この世界が実在する根源』←ケイトが振り返る場面と共に映り、白く発光する長髪と白い目をした現役の始祖神が映る
ナレーション「アニメ化おめでとうございます!
ケイトさんを演じる上で気を付けていることは?」
声優「人に理解を求めないことですかね。
合わせてくれだなんて言わないし、甘えないし頼らない。
寧ろ本人の意志を何より尊重する。その助けとなろうとする。
ああいう所、本当にカッコいいって思うし。
背で語るってのはまさにああいうことでしょう」
ナ「過去を映し出す水晶で、文字通りドラマ化はされていますが…アニメ化は初めての試み!
許可を貰った時は?」
声優「好きにしてよい、と。
…
いや、マジでカッコいい//
実はうちの子もファンなんですよ。俺もなんだけど」
ナ「ケイトさんを目にした時の印象は?」
声優「一途、本当に一途。
今は重婚者に押し切られる形で一緒になったけれど、本当に大事にしてくれそうだもんなって納得しちゃう。
推しちゃう」
ナ「他の世界では、罪を明らかにすることによって罰を負わせ、生きている間に償わせることで癌の歪みを減らし、実在化できる時間を少しでも伸ばそうとしていた!
それ分かった時なんて鳥肌ものでしたもんね!」
声優「はい!!本当に!!」ずいっ!!
ナ「こちらの世界では違いましたが…
まあそれも家族、ひいてはロキ・ファミリアを守る為に決断せざるを得なかったと言うか…信じたかったんでしょうね」しみじみ
声優「苦渋の決断だったでしょうね…断腸の想いで踏み切って」
ナ「仕方がない、なんて割り切れない人ですもんね」
声優「そうそう!
最近なんてジェノサイド・ブレイクを編み出して癌を実在化できるようにとか」
ナ「ジェノサイドは癌という理でしたもんね、意味合いは全殺戮。
癌は全てを闇に変えて消滅させますから。言わば全消滅」
