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Unlimited【ダンまち】

第84章 竜の巣





乗り込む前に見せてもらった起動テストでは

ケイト「機動性随一!
それでいて中は全く揺れないんだよ!(ふふんっ!)←自慢げに腰に手を当て胸を張る

急カーブ急発進、急ブレーキありとあらゆる緊急機能も全部取り付けたからね!!

水の上に立てる範囲は舟から半径5mだけね。
水さえあればどこでも行けるからね、この舟!水と同化してるし波とかエネルギーを利用して動くから!!余剰分は常時吸収して非常時用に貯蓄。
後ろの箱はその起動装置、と見せて掛けておいてただの飾り!」キラン
『飾りかい!!;』
ケイト「攻撃してくる馬鹿が居たら海のエネルギーごと丸ごと集中砲火迎撃出来るからね!^^」にっかー!
『めっちゃヤバい…』遠い目

凄まじい勢いで一瞬で5km圏内をぐるぐる一瞬で移動しては戻ってきて光の如く動きつつ全く波を起こさないという、あまりにも珍妙かつ非常識な光景に…居合わせた一同は目を丸くしていた


動けば動くほど回復する!波が激しければ激しいほど貯蔵エネルギー量は増す!とのこと…;(遠い目)

不法侵入不法入国、etc.etc.危険性(ぐつぐつぐつぐつ)←思考暴走&鍋沸騰中
そうか…(ぴいいいいい!)←鍋が鳴る
そういうものか(ぼおんっ!!)←爆発する
ばぎぃっ!!!!
テロップ『フィンは思考を放棄した!!常識を叩き割った!!』


アスフィ「見た目は普通なのに…」
ケイト「だって見た目だけでも普通にしておかないと周りが騒がしいでしょ?訝しむし。
バレるじゃん、見るからに特別製だって」
『ああ…』納得&遠い目

「是非とも売ってくれ!!!」
商人が鼻息を荒くして言ってきたが…

『持ち主が認めたもの、持ち主に安全な人以外入れない持ち主登録機能』と『悪用防止機能』があるとは言え、狙われる可能性が非常に高く商人が危ない為、断った

新婚旅行用の私艇だから、という建前で…


ケイト「皆乗ったね?」
『ああ&うん!』こっくり
ケイト「発進するよ!
レッツラゴー!!^^」
しゅんっ!!
次の瞬間…音も光も超えた速度で加速し、突撃した

リヴェリア「舟の常識が覆るぞ…;」遠い目←目が点&真っ白
ガレス&フィン「「(皆まで)言うな;」」ぽんっ
アイズ「凄い…」キラキラ
ティオナ「いけいけ~!!」
ティオネ「どうなってるのかしら、これ…;」中が暗闇で全く見えない異空間収納を覗く


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