第82章 光芒(こうぼう)
『神聖な魔力』
・魔力としての品質が神の力に匹敵する次元
・絶対的な魔力であり、全てに比肩する存在
・ありとあらゆる事象を起こすことが可能となる優れもの
神職者「原初の始祖神様が御座(おわ)しになるのも要因かと」
ケイト「なるほど…
(その上に更に創世神の膜がプラスされた結果、か…
分体とは言え、創世神の膜を有していないはずだ…
だが…私と同じく、その力となることは出来る
確かに…)2人分。だな…」真剣
始祖神が言ってたことが想起する――←4610ページ参照
神職者「は?」きょとん首傾げ
だから圧縮しただけで…『神の力』を発現できたのか
他の人は中々出来ないって苦言が一杯あって不思議だったんだが…
今更分かったぞ;皆ごめん;俺の理解不足のせいだったみたいだ;(たらたら滝汗)
ケイト「最も魔力に近しいとは?」
神職者「『神聖な魔力』は、普通の体では耐えられません
その為…体自体が、魔力に近しくなります
そうすることで、多大かつ凄まじい魔力の存在を受け入れやすくしているのです
あなたの特殊な生まれ(父が黒龍神様)も、それありき(その為)だと思われます
ご理解いただけたでしょうか?」
ケイト「ああ――
つまり…神を思わせるぐらいの膨大な魔力が、『神聖な魔力』で
その魔力タンクが、『俺の体』ってことだな」ぷすぷす←少々パンク中
神職者「それでよろしゅうございます」恭しくお辞儀
どうやら合っていたようだ…
やっぱりこういう理解系はフィンに丸投げしたい!;
難しいよおおおおおおおお@@;(内心頭抱え慟哭)
テロップ『苦手なりに頑張った!!』
原初の神々『よく頑張った!!』パチパチ拍手
原初の始祖神『つまり要因全部が重なり合った結果の、偶然の産物ね』
必然…だな;(遠い目)
2人で戻ってくる道中に、言い訳として皆への料理を買ってもらった
ついでに、そのお礼として、神国料理を手渡した
勿論、国王様の分も同様に…
それで時間が掛かったということにした
ケイト「シー♪」片目瞑り微笑、指を口元にあてる
神職者「…はい」くす←困ったお人だ、とばかりに笑みを浮かべる
そうして――皆の元に戻ってから、程なくして…事件は起こる
昼2時になった頃合いだろうか……
突然、闇に覆われた
覆われそうになったフィンを突き飛ばして
