第81章 結び
とある裁判時…
水の神は澱みの影響をもろに受けやすい傾向にある
その為……
バターン
拘束官「しっかりしろシズク!!」抱き起こす
審査官「うーん…(くらくら)←辛うじて意識戻る
この人文句なしの癌!!
裁判の必要なし!!」ビシッ!!
拘束官「それでも調書取らなきゃなんだよ!!!」
ケイト「も…無理」ぷるぷる
真偽官「全身巻くか?」
ケイト「そうして下さい;」
隙間から見えたり、マスクのように浄化された空気で息をしていても耐え難い程のリスクを負っていた
幾重にも何枚にも巻かれて…
ケイト「はあ、やっと楽になった」
こふーこふー
拘束官「これは…楽…なのか?;」汗
書記官「うわー…ものすんごい数の布」硬直冷や汗
真偽官「巻けるだけ巻いたね」嘆息
審査官「何枚巻いたの?」
真偽官「50枚」
ケイト「ふううううっ」
保定官「それだけ巻いて無事でいるのって…;」
拘束官「こいつが初めてだろうな;歴代初」
書記官「あんまり嬉しくない初かも^^;」
審査官「でも本人嬉しそうだよ?ほら、和んでる」指差す
ケイト「ほおおっ)^^////」ほこほこ顔
拘束官「ほっといてやれ;」
『もう顔が見えねえ…;)……』声掛けられない&掛ける声が浮かばない
その後…布を使って
ぽんっ←布のサイズが大きくなる
ケイト「ぱああっ!!)
凄い!!」キラキラ拍手
拘束官「ふっ…」にやり&どや顔
真偽官「子供騙しね」
拘束官「いーんだよ!!本人が喜んでんだから!!」
審査官「ねーねー、次はー?」
拘束官「手品か!!;」
それから見せてくれたのは…
ハンカチサイズの布が毛布レベルに大きくなったり、
模様入りのカーペットに触れた触感や質感ごとなったり、
国旗入りの布になったり、青いビニールシートみたいにしたり、
小さな1cm四方にしたり、目に映らないほどの小ささにしたり、辺りを覆い尽くすほど大きさにしたりと…
やんややんやと大騒ぎになり、なんだなんだと沢山の人が駆け付けて集まり出すぐらいになっていた
ケイト「もしや…邪魔になってる?;」
『いやいやいやいや』
審査官「そんなことないよー?
書記官「俺達に休みなんてあってないようなもんだし
拘束官「癒やしになってるな
真偽官「当然(勿論)ね
『休憩にピッタリ…』
審査官「ふふっ、同じこと思ってる^^」くすくす
