第81章 結び
ケイト「はああっ;」ずうううん肩落とす
手伝うつもりだったのに;
そんな想いが痛切に伝わってきた
思ってること考えてること全部伝わります、本人の意思関係なく
読み取れもするので全部筒抜け
チクるとかも考えるとかも必要皆無
なでなで
頭の上に手を置き直し、そのまま撫でる拘束官に
ケイトは顔を上げた
拘束官「その気持ちだけで十分こっちは嬉しいんだよ、バーカ
くくっ^^
ありがとよ」微笑ぽんぽんっ
ケイト「じわっ)…←涙目
うん^^//
こっちこそ…ありがと//」微笑
審査官「あー、ずるーい!
こっちもこっちも!」ぐわしぐわしなでなで
真偽官「私にも譲るね」ぐいぐいなでなで
ケイト「//(くす)
大好き^^//」はぐっ!!
そのまま皆ごと抱き締めた
数分で済んだ裁判であったが
当時…強烈過ぎる癌の発する澱みによって吐き気を催し、それでも必死に耐えに耐え抜いた結果…
による、ぶっ倒れであった;
即時消滅ということもあって、生者の為滅神が担当して全消失…‥
清い存在、神からすれば…癌は汚物、その為「吐き気を催す邪悪」であればある程強烈に、だ
もっと酷い癌では、見るだけで吐き気を催すレベルらしい…もしくはぶっ倒れる
ちなみに言うと…癌もまた、同様に神に対して吐き気を催すのだとか……;
癌は神に、好感を抱くか吐き気を催すかのどちらかしかないとか…
ケイト「っ…←口元押さえ光の浄化を全力で使って何とか耐え抜こうとするが
…(ふらっ)
…」くらあっ
ばったーん!!
拘束官「またぶっ倒れたぞ!!;」
書記官「もう備品運びに専念してもらった方がよくない?」
保定官「俺もそう思う;」頷
拘束官「しっかりしろ!!」
審査官「顔を巻いた方がよくない?」
真偽官「光の布寄こすね」
ケイトの頭にターバンのように巻き付けて辛うじて凌げたという
拘束官「おい!大丈夫か!?」
ケイト「何…とか…」真っ青ふらふら
保定官「えげつない力なんだがな;
全力で浄化に専念しててこれか;」
書記官「それだけ強烈過ぎるんだよ
俺達も慣れるまでは大変だったし」
『うんうん』全員頷く
ケイト「おえええええええええええっっ;;」
書記官「あ、吐いた」
審査官「医者医者」
拘束官「いや必要ねえだろ;」
審査官「冷たーい」
拘束官「俺達で何とか出来るだろ!!;」
