第81章 結び
裁判官「はっ!!)静粛にいいいい!!!」
かあんっ!!
『……;』←お前が言うな感
審査官「はーい」挙手
ケイト「…?
(これも…業務の一環?」首傾げ、撫でられた頭頂部を自身でも撫でる
拘束官「ぶはあっ!!」
ぷるぷる震え←ここにいる全員吹き出し笑い中
『可愛い&ね』わなわな
ケイト「!!…
(はっ!!)
(そうか…これまでのそれは全部、それ(可愛い)を見抜いていたのか!!
受けてる相手の!!(ばっ!!)←保定器を見やる
私もちゃんと見ないと!!」じいいいいいいいいい←真剣凝視
見抜けるようにならないと!と真剣なそれに…水を差すものはおらず……
寧ろ…
楽しんでさえいたという……‥
馬鹿笑いする人が後を絶たなかった…
拘束官「おい…とんでもない勘違いしてるぞ」ぷるぷる爆笑
真偽官「させとけばいいね」にやにや←既に面白がってる
保定官「右に同じく」ぶふっ
書記官「最高」くすくす
審査官「面白いんだけど見抜く為の秘訣って教えなくていいの?」挙手
『教えなくていい』
拘束官「あんな穢れた魂を見抜く秘訣なんざ要らねえだろ」
真偽官「穢させたくないね」
保定官「原初の神々界でも持ち切りの噂だしな」
審査官「え?なんて噂?」
書記官「また忘れてるし;」苦笑
裁判官「静粛に!!
かあんっ!!
私語は裁判後に!!」
『はい!!』
後に…現役の初代始祖神から見て次期始祖神、2代目始祖神となる魂の存在・ケイトで持ち切りの噂なのだと知った
その当時の反応は…
ケイト「????????」
審査官「あー…今一ピンと来てない感じ?」
真偽官「当然ね
まだ大事なこと何も伝えてない」
拘束官「あー…だな」
保定官「まあ時期に知れるだろ」
書記官「まあ…今はその時じゃないし見学行こうか
あ、ちょうど連行する場面が」
拘束官「おしっ!配置着くぞ!!」腕まくり
ケイト「あの気持ちいい布?」キラキラ&ぱあああっ!!
『……;』
審査官「ねえどうする?ホントのこと言っちゃう?」ひそひそ
拘束官「ただの温熱シートって感覚だぞ、どう見てもあれ」
真偽官「癌ならあまりの高熱に頭がはじけ飛ぶね」
保定官「裁判で見ててもこれだしな」
書記官「まあ見えないようになってたし…後ろ側だから」
尋問官「後ろ側からだと表情見えないしな」頷く
『誰か配置ぃ!!;』
