第81章 結び
再会時
拘束官「!?どうやって来た!!?;」
ケイト「座標覚えた!!」キラーン!!
拘束官「そ…そうか;
(そんなに簡単なことじゃねえはずなんだがなあ…;
覚えれたとしても」
ケイト「それはそうと伝えたいことが!」ばっ!!←ローブの口元のチャックを外す
拘束官「!?(なんだ!!?」ばっ!!←身構える
すっ
それは…流れるような、無駄のない
思わず息を呑む…そんな滑らかかつ美麗な動きだったという
ケイト「誠に申し訳ありませんでした!!」深々土下座
拘束官「ああ!!?;」瞠目たじっ!←二重の意味でビックリした!
ケイト「あの時は…
混乱していたとは言え、大変迷惑をお掛けし、沢山お時間を取らせてしまって」
なんだなんだ?
と顔を覗き込ませてくる周囲に、冷や汗が止まらない拘束官だった
ケイト「本当に申し訳ありませんでした!!!」
拘束官「いや、それは
保定官「気にしなくていい」ぽんっ←頭の上に手を置く
本意じゃねえんだろう
と一言付け加えて、そのまま優しく撫でた
ケイト「…(瞠目)
ありがとう」微笑
真偽官「気にすることないね
私達仕事しただけ、別段迷惑かかてないね」
審査官「そうそう」二度頷く
口々に、気にするな、と優しく声を掛けてくれた
その中で拘束官はやれやれと頭を掻いた後に、
ケイトの腕を掴んで引っ張り上げ、気にすんな、と一言呟き、激励するかのように背を叩いた
ケイト「本当に…ありがとう//」お辞儀
嬉しさのあまり、口角を少し上げながら…呟くようにして礼を言った
書記官「気にするなって言ってるのに;
ふふっ^^(ま、始祖神様らしいか」くすっ←口元に拳を当てて笑みを浮かべる
保定官「で…何しに来たんだ?」
拘束官「それだけじゃねえんだろ?」
ケイト「?それだけだよ…?」
『え……‥;』
拘束官「他に何かしたくて来たんじゃなかったのか?;」
ケイト「え?
う~~~~ん……」顎に手を当てて考え込む←真剣
書記官「そんなに考え込まなくても…^^;」
保定官「ま、別にいいんだがな」
審査官「あっはっはっ!^^
始祖神様らし~♪」腹抱え大笑い
真偽官「ホントね」じと目
ケイト「あ!」
『なんだなんだ?』
ケイト「やりたいことあったんだけど…
先にお手伝い出来ることない?
そっち優先で動きたい」真剣