第81章 結び
白の国
黒の国
それらは…原初の神々界に存在しており、全ての世界に通じている
つまり…全ての世界を平面の2次元だとすると、原初の神々界は3次元だと言う
白の国も黒の国も、どちらも癌を消滅させる為に生み出された機構である
黒の国は、「魂と霊体と幽体」の「癌」を異空間に隔離して集め消滅させる為の機構
『邪神(闇のみ集め消滅させる)』と『清浄神(光のみ分化させる)』が提携して行われている
白の国は、「生者死者魂」問わず世界全体に闇を及ぼしたものを取り締まる、警察及び裁判所
原初の神々が各神毎に最低でも一人はいる
消滅担当(専門)は癌が生者と世界なら『滅神』、魂と霊体と幽体なら『邪神』
審議終了時ガベル
3回鳴らす→無罪放免
4回鳴らす→反省房(二度と出られない)
5回鳴らす→消滅
癌は布で縛っただけで目ん玉が飛び出るので、保定器が必要
尋問や調書を取る間が少な過ぎる場合が多過ぎた為作られたもの
魂を読み取る機能付き
魂が、これまで取ってきた行動を刻む媒体、データベースの役割も果たしている
死人からすれば向き合っただけで全て通ずる、生者であれ死者であれ何であれだ
だが…生者は、この世の修業に集中させる為、生きている間は見れないようにしている
本人の罪の自覚と反省への姿勢で、成長の程度を見極めれる
拘束官「魂に自分で刻んでいる、チクるも何もねえ、丸裸なんだよ!!
その意味よく考えやがれ!!
刻んだそれは、決して消えやしねえ!!!絶対にな!!!!
散々好き勝手させてやってこの体たらくだろうが!!
これまで散々好き勝手やったんだから裁く時ぐらい大人しくしてやがれ!!!」
書記官「ご尤も」微笑
真偽官「本当にその通りね」
ケイト「私も同意見」挙手深く頷く
審査官「おお!話が分かるね」キラン微笑
真偽官「ケイトは捌くとこ無いね」
拘束官「裁くとこもな;」
保定官「なあ
あれ教えてよかったのか?保定器の読み取り機能」
書記官「まあいいんじゃない?緊急用だし
って言うか…始祖神様が今前もって教えてるのも、次期始祖神のお勉強の為だろうし
伝えれないようにするでしょ、必要ないんだったら
なら大人しく転がされてようよ、はっはっはっ」
拘束官「開き直りだな」
真偽官「全くね」じと目
書記官「ちょっと!?;本当にその通りでしょ!!?;」
