第81章 結び
真偽官「とばっちりね」
『う~ん……』
審査官「どんなに何言われたって好き?」
同様に尋問官が尋ねると
ケイト「好き…
俺のことを、想ってのものだと…わかるから
だから…応えたい
大事にしたい…」
審査官「それって思ってない人でも?」
同様に
ケイト「同じだ…
大事に想ってこない人であっても、そう想えない人であっても、関係ない
大事にしたいし…粗末に扱いたくはない
たとえ利用されるとしても…何を言われたとしても…それだけは捨てられない、捨てたくはない」
審査官「…どんな扱いを受けても?」
同様に
ケイト「私をどう思おうが、どう扱おうが、関係ない
それでも…大事な人には変わらない
皆…お母さんが産んでくれた、大事な存在だから
だから…お母さんが、愛して、大事に想って、見守って、頑張ってくれているの、知ってるから…
だから…俺も、大事にしたいし、愛したい、し…信じたいんだ……
大好きだから」穏やかな顔で微笑し涙ぐむ
審査官「そっか~…そっかああ^^//」キラキラ
ケイトはお母さん(始祖神)が大好きだし…
始祖神が大事にしようとしているから大事にしたいし、
始祖神が大好きなら、俺も大好きだ…といった想いが、痛切に伝わってきた
パチパチパチパチ←始祖神が拍手を送る
始祖神「だから選んだのよ///」涙目キラキラ
裁判官「ふっ)…←微笑する
静粛に!
裁判に関係の無い発言は慎むように!!」
かんかあん!!
審査官「私達のこと好き~?^^」
尋問官「…‥」
裁判官「念の為、聞いておこう」おっほん
尋問官「私達のことが好きか?」
ケイト「うん…
大事な役割だと、聞いてる
始祖神の記憶を通じて知ってた…禁則事項のことも……
だから…いつもありがとう
俺は…助けられているの、ちゃんとわかってる
ずっと…ありがとう……
手を煩わせてしまって…ごめんね
大好きだよ…愛してる」
審査官「えっへっへっへへえええ^^//」にっこにっこ
光の者「始祖神のせいに出来るんじゃ?」
裁判官「裁判官!
間違えた、尋問官!」
くす←笑い声起こる
尋問官「始祖神のせいに出来るとは思わなかったのか?」
ケイト「俺が選んで決めたことだ!
始祖神は関係ない!!
愛しているのも大好きなのも俺が想ったことだ!
俺が自分で決めたことだから!