第81章 結び
真偽官「私も同じ見解よ
ただ…消えるに相応しいという自己評価が正しいとは思えない
きっと本心は別ね、少なくとも願いは」
審査官「同じという可能性は?」挙手
真偽官「なら…何故、ケイトの闇は、ケイトを消さなかた?」
拘束官「口癖出てるぞ」
真偽官「やかましね」じと目睨視
審査官「あははっ^^
ここに来て1000年経つけど、その前からの付き合いだもんね
私達(官を冠する人達)」
拘束官&真偽官「「うるさい」」
拘束官と真偽官と審査官と保定官は顔馴染み+白の国以前の付き合い
ここに来て1000年
尋問官はここに来て3000年、裁判官は8600年以上だという
裁判官「静粛に!
かんかん!!
尋問官!」
尋問官「何故…お前の闇は…お前を消さなかった?」
ケイト「……わからない」
拘束官「そう来たか」
審査官「一番好きな人誰?」
尋問官「ちら)…」
裁判官「許可する」
尋問官「一番好きな人は誰だ?」
ケイト「……
お母さん…
あ、始祖神の方
今世でのお母さんも、姉ちゃんも…引き取ってくれた皆も…今のも…
フィンも…皆も…俺を大事にしてくれた、想ってくれた…大好きな、大事な人達……
皆が…俺の一番好きな人達だ」微笑
尋問官「ひとりに絞れ」
ケイト「どう…しても……ひとりに絞るなら……
フィンと始祖神とお母さん…
それ以上は…出来ない」
審査官「始祖神様好き?」
同様に裁判官が頷き尋問官が尋問する
ケイト「大好きだ…^^
誰よりも、大事な人だ」微笑
始祖神「ふふん!^^//」ふんすっ!ふんすっ!!
ケイト「だから……力になりたかった
俺の魂なんて要らない
それぐらい…消えないで欲しいし、死なないで欲しい
でも…どんなに力になりたくっても…魂の死は、消滅は、避けられない
自信持ってって言いたかったのも、わかってる…
でも…俺には、そんなのどうだっていいんだ
だって…今、力になれることじゃないから、助けになんてなれないから…
どんなに頑張ったって…そこには…‥一緒にずっといたいって願いは、叶わないし…届かないからっっ」ぽろぽろ涙
審査官「何で言ったの?」くるっ
始祖神「自信持って欲しくて…;」
審査官「逆効果じゃない
本人自信喪失してるよ?
ただでさえ守りたい想いが爆発しちゃって、でも応えたくっての板挟み」