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Unlimited【ダンまち】

第81章 結び





裁判官「無罪放免に賛成の者」
ばっ!挙手

裁判官「19名
わしも賛成じゃ、20にしとくれ」書記官に促す
書記官「はい」

裁判官「過半数だが意見を聞きたい」

真偽官「流石に無罪はダメでしょう
そんな前例はない、過去どれだけ遡っても」

過去の感情担当「前例がないなら作ればいいのよ!」涙


裁判官「静粛に!!
かあんっ!!

裁判に感情は要らん!持ち込むでない!」
『はい!!』

未だチーンと始祖神は見学席(裁判の部屋の一番後ろの壁にある椅子)に座って静かにしていた所に…


「滅神が乗り込んできました」
裁判官「丁重にお帰り願え」

「それが…」

滅神「ひっえっひっえああああああ」嗚咽
「もう来ました;」

裁判官「帰すことと消滅させないことは確定しているから静粛に!!

どうしても参加したいなら見学席に!」
滅神「ひっくひっくえっえっ
うああああああああああああ」移動し着席後慟哭

ケイト「すーすー」

始祖神「…
大変なことになったね」ひそ&よしよし背中擦り擦り

裁判官「見学人は静粛に!!
出来なければ即刻出て立ち去りなさい!」

『………』シーン


拘束官「長いな…ここまでで10分を過ぎたぞ」

時間配分担当「かなりの長丁場になると思っておいて下さい」
拘束官「ここから更にか!!?」ぎょっ!!

時間配分担当「6時間以上かかります」遠い目
拘束官「本体呼んで来い本体!!」バタバタ

普通の裁判は10分もかかれば長い方
今までの分を平均しても5分か6分弱

6時間半もかかったのは、始まって以来初めてのこと

癌ならば傷みが早い為、早く終わらさなければならないから
癌かどうかは包まれた時の反応でわかる、癌なら顔以外全身大火傷
始祖神の方々が水を使って火傷を押さえたり、廃棄神が火を使って布の熱を多少弱めたりで何とかする
布は光製なのでレーザー?の熱感を発する


入れ代わり立ち代わり
一部の人が分体だったが、全員本体になった頃…

見学席『……』そわそわそわそわ

審査官「ねえ…皆見て!」椅子の背もたれに右肘を当てて後ろを向いてる

『?』
審査官「原初の神々揃い踏みだよ!初めて見た!!
こんな光景もう見れないよ!!?」キラキラ

保定官「シッ」
拘束官「いいから黙ってろ」
裁判官「静粛に!!
かあんっ!!!

裁判に集中!!」
『はい!!』


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