第80章 願い
『認識を違えるな
繰り返すな
捨て置け』
その教訓、自戒は…『共和時代』にも、それ以降にも、末永く根強く遺ることとなった――
成長の(神へ至る)為の、『戒め』として―――
人から見える真実は異なる
全体にとっての真実は、あの世でなければ見えない
だが人は…自分から見た真実しか見えない
知ろうとしなければ、わかろうとしなければ…
実際の事実が何であれ…実際の姿が何であれ…違えた認識を抱くことになる
事実を、認識を、自分に都合よく歪める事態へ至る…その自覚も無く
その偏った見方に伴う認識を、全体に押し付け、
全体にとっての認識と見方を歪め、在り方をも歪め、善とする
絶対的な悪、「絶対悪」である、「癌」の言動は…
「癌」の根幹である、「合わさない寄り添わない」、「歪める」という言動は…
自分に取ってでしか見れず事実を歪める、「違えた認識」を起因として起こっているのだと言い切れる
認識を違えるな、とは…そういう意味だ
それをも善と歪めて繰り返す行為…
善という思い込み、認識による固定化(歪み)
全体にとっての認識を、事実を、考えず、好きに扱う行為を繰り返す
己が思うが儘、赴くままに行動し、「合わせろ寄り添え、善だと認識しろ」と一方的に押し付ける
自分個人の認識を押し付けて、好きに扱うことを正当化し、善だと凝り固まる
それを全体にまで同じ認識を抱くことを強要し、全体にさせる、正当化させる、歪みを齎して回る
それに伴い…全体に、(認識、行動、その他)全ての自由を奪い、死を与える
繰り返すな、とは…そういう意味だ
認識を抱くのは勝手、個人の自由
だけど、それを人に押し付けるな、好きに扱うな、何やっても正しいという理由にするな、という話なのだが…
癌にはそれが一切通用しない
いずれにせよ、勝手に痛め付けて、勝手に正しいと歪めて、更に繰り返す
要は…自分のしたいようにしかしないし、
人の想いや立場、認識等に目も向けない、考えない人であることには違いない
いくら何をした所で同じ、ということだ
捨て置け、とは…そういう意味だ
以上が総括となる
人類の永遠のテーマとも呼ばれており、
そういった事実がわからない側面があるからこそ、学びにもなる
そう書記にも記されていた…しっかりと、太字で