第77章 新時代の幕開け
その頃、ちょうどオラリオでは…
オリンピアからの使者が来ていたそうだ
何でも…神国のケイトから助力を賜りたい、とのこと
親指が疼き…今から、波乱の予感がしていた。
所で……
僕の神霊は、いつ手に入るのだろうか…?
近い内に手に入る、そんな予感もしていた――
ケイト「昨日はごめん、大丈夫だった?;」
フィン「ああ、大丈夫だったよ?^^」
勿論内緒だが…
昨晩…アルとディが泣き喚いて大変だった
が…
突如、ベヒーモスのドロップアイテムを持ち込んだ精霊王によって、容易く止められた…
その魔石とドロップアイテムは、深海で仕留めたリヴァイアサンの魔石とドロップアイテムと同様に『浄化の力』を発し続ける『癒しの神具』と化していた。
今は深海で、魔石は結界の非常用バッテリーとして、
ドロップアイテムは皮なので、結界を齎す古来より伝わる由緒正しき(結界の)術式を保護する補助道具として、使用されている。
勿論、倒したケイト本人の意向もあって無料で贈呈したのだが……
そのお礼に、誠意として卵を、伝承も叶えたい、とのことで…神卵を受け取ることになってしまった。
まあこの際、よかったと割り切ろう…
話を本題に戻すが…ベヒーモスのドロップアイテムは寝具だった
訂正しよう、寝具の神具だった
シャレじゃないよ?
テロップ『え゛』
ケイト「ああ、子供用の寝床だったのか」
フィン「頷)ああ、そうだ
何でもアリアの里帰り中に起こった事らしくてね?」
ティオナ「凄かったんだよ!!?
アイズとアリアが力を合わせて一刀両断でずばぁーん!!!!って!!♪」キラキラ拳握り
ケイト「おおおおおお!//
それは是非見たかった!」キラキラ
ティオナ「いつでも見せれるよ!!?^^//♪」うんうん!←二度頷く
フィン「ん、ん゛っ!!←拳を口元にあてて咳払い
兎も角…
それで寝床を整えていたらしい
寝具を設置するのにも、最適な状態を整えておきたいから、とね」
ケイト「なるほど…
あれ?(首傾)
じゃあアルとディに使ったのは?」精霊王を見やる
精霊王「おっほんっ!
複製に成功したでのお^^//♪」にこにこ上機嫌
アスフィ「大変苦労しました;
ええ、本当に;」しみじみ深々嘆息
ケイト「ぎゅっ!)ありがとう;ごめんね;」両手を取って握り、お辞儀