第76章 冒険者依頼(クエスト)、来訪
なってしまったものは、どうにもならない。
ならば、次だ。
今出来ることをするだけだ!
悔いが残らないように…
なんにもならないことに専念するよりは…余程いい。
そう、決めたんだろう。
自分で、選択したんだ。
この道を生きて行こう、と…
その決意を垣間見て、固唾を飲んで見守っていた。
その固さは如何ほどか…
まあ、言うまでもなく
一度決めたら、梃子でも動かないから…わかり切っていることだが。
いずれにせよ、責任を取らない、果たさない、なんてことは決してしない。
だからこそ、安心して見守れる、というものだ。
フィン「…覚悟は決めたんだね?」
こっくり!(大きく頷く)
ケイト「もう、これだけはっきりしたんだ。
後は…前に進むだけだ」
フィン「くす)そうか^^
(やっと…霧は晴れた、か」
ケイト「今すべきこと、目的に集中する!
使命を果たす!
ここに…居続けさせていただいているからには……!!」
『頑張れー!!』拍手喝采
ケイト「?誰?;」おろ
フィン「多分、原初の神々じゃないかな?
感覚からすれば…もっといるけれど;」苦笑
神界の、いや…それ以外の神々も、かな?
ケイト「そっか…
期待に添えるよう、頑張ろう!
あ、使徒と言っても、体自体は人間だから、そこだけ忘れないでね?」
フィン「当たり前だろう。
とっくに知ってたよ」
ケイト「嘘ん!!?;」
フィン「僕を何だと思っていたんだい…?^^;
生憎、僕の目は節穴じゃないよ?
ちゃんと…見ていたからね」くす
ケイト「好き好き大好き愛してるうううううう(↗)うん(↘)^^///♪」すりすり
フィン「………;
やれやれ…^^;
随分と手を焼かせてくれるね^^」くすり
そう、笑いながら、撫で回した…
ケイト「私は…『今』を生きるよ。フィン←微笑
もう二度と、癌の面影を追い掛けたりなんかはしない!
なっちまったもんは仕方ない。それごと、消える道を選んだものとして認識してればいい。
それだけの話だったんだ」真剣
フィン「そうだね。
口にするのも腐るから、もうやめておきなよ?←嘆息
…もう…どこ探したって、いないんだから…ね?」頭撫で
ケイト「……うん。
ありがとう←微笑
大好き^^//」フィンを見て笑い掛ける
フィン「瞠目)!
…僕もさ」くす