第75章 神器、覚醒
『…;』やれやれお手上げ
フィン「こうなったら聞かないんだ…^^;
世話を焼くことになると思うが…
是非とも頼りにさせてくれ」ぽんっ←瞑目しオオセの肩に手を置く
オオセ「は、はいっ!」気を付け
ケイト「…;
色々と苦労をお掛けしますが何卒よろしくお願い致します」お辞儀
オオセ「いえ、こちらこそ」お辞儀
『固い固い;』
フィン「それはともかく…折角来てくれたんだ
仕事内容の洗い出しは済ませてあるんだろう?」
ケイト「うん!
まずオオセは屋敷と土地と財産、そして使用人の管理」
オオセ「はい!」
ケイト「で、他の執事やメイドには…お茶、料理の給仕。
それらに適性のあるものを選出しといたよ?
他に何か足りないものはないかな…?」
フィン「そうだね…
清掃、洗濯等の、基本的な家事かな?」
ケイト「なるほど!」
オオセ「わかりました、更に洗い出しをしておきます」
フィン「頼んだよ」微笑
リヴェリア「待て、財産は全ての管理を一括でいきなり任せる気か?」
ケイト「いやいや、ちゃんと管理費として一か月50万ヴァリス(500万円)出す…
足りないかな?;結局何人だっけ?」
オオセ「52人です
メイド適性や執事適性の中にも該当してありましたので、既に洗い出し完了済みとなっておりました」
ケイト「なるほど…」
フィン「だとすると少し心許ないかな…?」
リヴェリア「まずは1億ヴァリスをよけておいて、それの管理を一括で任せるというのはどうだ?
一々、月一で何度もするのも手間だろう?」
フィン「随分感覚が狂ったなあ…^^;
昔なら、1億ヴァリスなんて稼ぐのに随分かかったけれど…;」
リヴェリア「ケイトの給金は月一2000万ヴァリスだぞ?」
ケイト「嘘!!!!?」
フィン「知らなかったのか…;」
ケイト「通りで勝手に増えていくと…;」わなわな真っ青←口元を抑え震えている
リヴェリア「更にアイデア料もあって芋づる式に増えていく一方となっているが
ケイト「やめて!もう聞きたくない!!;
そんなの欲しくてやったんじゃない!!!;」がくぶる←耳を手で覆い瞑目し現実逃避に走る
テロップ『まるで借金が増えて臓器を売る選択を迫られているかのような怯えようだ…;』
そんな様子を見て、背を撫でるしかなかった…
リヴェリア「くす)
まあ、よしとしよう」微笑
