第75章 神器、覚醒
椿「手前の神器は槌だ!(キラキラ)
雷と火を噴くぞ!!//」ぱああ!
アイズ「……私は…剣、諸刃の細い…よくしなるよ?」
ガレス「がっはっはっ!
わしは斧じゃ!!」
アイズ「リヴェリアは…?」
リヴェリア「私か?
私は…」
ガチャ
言い始めたタイミングで、僕達は入っていた…
フィン「済まない、今帰ったよ」
ティオナ「遅ーい!!!!」
フィン「済まない^^;
つい、童心に帰ってね」微笑
ティオネ「団長!私とも一緒に!!一緒にかくれんぼや鬼ごっこでも!!」キラキラ
フィン「また今度にしようか^^;
先に、積もる話があるだろう?」ちらっ←ケイトを見やる
ケイト「うん…
先に、アリアを蘇らさなきゃね?」
『!!!』
ティオナ「…え?
あの精霊アリア?」
ケイト「うん…
アイズ…
アリアは…お前の魔法の中で生きている」
アイズ「…………え?」
驚愕を隠せず、固まるそれに…
「あのお~;
済みません、お時間よろしいでしょうか?」←恐る恐る開けっ放しの扉から中を覗き見る
フィン「ん?
ああ、メイドと執事の仕事内容についてかな?」
「はい!話が早くて助かります!;
本日から執事長を仰せつかりました!
オオセと申します。以後よろしくお願い致します!(深々お辞儀)
市民になったばかりで
まだ神国に来てからの日も浅いのですが…;
慣れるよう、頑張っていく次第です!!」ぺこぺこ
フィン「そんなにかしこまらなくていい。
長い付き合いになるだろう。期待しているよ」
オオセ「はい!」お辞儀
ケイト「気楽によろしゅう」
フィン「あー…;
ちなみに雇い主はこっち、ケイトだ^^;」
オオセ「国王様!!?;」ぎょっ!!瞠目
ケイト「あれ?;私なんか変なことやった?;」
やってないやってない
とばかりに頭を振る周囲に、済みません!と平謝りのオオセ…;
フィン「ケイト…(ついっ)←肘で小突く
君の立場もわかってくれ;
仮にも一国の王様、更には世界同盟のトップだろう?
せめて威厳とか
ケイト「そんなもん知るか
名声も富も名誉も要らん
それで誰かが守れる訳でもなし、結局は何も守っちゃくれないんだ
自分の手で守らない限り、動かない限り、どうにもならない
偉そぶるぐらいなら死ぬ←きっぱり真剣
そもそも私はそうしたいからなったんじゃない」