第73章 キルアの冒険
シーン………
奇妙な静寂が辺りを包み、互いに双眸を見つめ合ったまま…
数瞬、固まった。
が、即座にケイトが殴り掛ってきた。
お互い、力は一瞬で回復していた。
というのも…お互いの現象、ケイトなら水を糧に瞬時に再び回復と展開が同時に出来、僕なら風や雷で同様に出来るからだ。
すなわち…この世という理と現象が存在する限り、尽きることは無い。
ケイト「こうなりゃヤケッパチだああああ!!」ばっ!←『エンド』を拳に纏い殴り掛かる
フィン「ぎょっ!)!?;←瞠目
(判断が早い!!」さっ!←同様に『ヴォイド』を拳に纏う
そう言うが早いか再び『奥義』を拳に纏い、互いに無数にぶつけ合うという乱闘に至り、互いに尽きることのない力をぶつけ合うこと数時間…
互いの技量が、どちらかが上回らない限り、決着が着くことは無いので…
結局…
殴り合いの末、その戦いでもなお互角に引き分けた。
互いに修業、精進することと方針は纏まった。
それから小休止とばかりに休息を取っていたのだが…
アルが、一つだけ事件を起こした――
龍の力で魂の力を魔力を通して発現させ、
アル「早く出ておいで~♪」なでなで超小声
ケイトのお腹の子、ウルともう一人の女児の成長を、時の理に働き掛けることにより早めようとしたのだ…
時空神、属性の発現で…←3637ページ参照
ケイト「ダメでしょ!めっ!!」
アル「だってだってだってええええええええ;;
はやくあいたいのおおおおおお!!!;」涙
ケイト「私干からびちゃうでしょ!;」
アル「?」首傾げ
フィン「アル、お母さんのことも考えてやってくれ;
その血肉を分け与えることで、子の成長を促すんだ。
早めるにしても、急に出産できるようにまでしてしまえば干からびてしまうよ?」
アル「ごめんなさあああああああああああいいいい;
びええええええええええええええええええええ;;;;;」
ケイト「バツとしてお尻ペンペンでも」さっ
アル「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!びゃああああああああああああああああああ!!!!!!!;」瞑目滝涙&頭振り海老ぞり
ケイト「まだお尻出させただけだよ!?;」ガーン!
テロップ『大惨事(大騒ぎ)』
フィン「ははは…^^;」
笑うしかない;(苦笑)←笑みが引き攣っている